【Vol.3】

40代、春の夕方ふらつきから脱出!試してわかった「小さな変化の力」




この記事は、【40代女性の“春バテ”を救う分子栄養学シリーズ】全3部作のラスト、Vol.3です。


第1回では、「春になると起きる隠れ低血糖」の存在に気づき、
第2回では、具体的な食べ方や生活の工夫についてまとめました。


そして最終回となる今回は、
「実際に試してみたらどうなった?」
そんなリアルな体験談を、包み隠さずお話ししていきます。


正直、完璧とはまだ言えない。
それでも、「前よりずっと楽になった」、
そんな実感があるからこそ、誰かの励みになればと思って書きました。


「夕方のしんどさ」が春の風物詩になっていた


春が近づくたびに、毎年のように感じる夕方のだるさ。

⚠️何とも言えない疲労感・脱力感
⚠️めまい、ふらつき、震え
⚠️イライラしたり、無性に甘いものを欲しがったり


正直、「こんなものだろう」と思って、やり過ごしてきました。
けれど40代に入った頃から、明らかに様子が変わってきたんです。


ふらついて立ち止まる回数が増え、
甘いものを食べても回復どころか、ますますぐったりする。

このままじゃダメだ、と本気で思った。
そこで出会ったのが、血糖コントロールを軸にした分子栄養学の考え方でした。




朝ごはんを「ちゃんと食べる」ことから始めた


まず手をつけたのは、朝食。
それまでの私は、
・お味噌汁を軽くひとくち程度
・卵焼きを一切れ
のように、ほぼ食べていない状態でした。


でも、分子栄養学的には、
「朝こそタンパク質と脂質をしっかり摂るべき」
というのを知って、思い切って変えてみました。


具体的には、
・ゆで卵1個または卵焼きとチーズ
・味噌汁に鶏肉と野菜をたっぷり入れた具だくさんスープ
そんな、“ちょっとだけ手をかけた”朝ごはん。
卵は特に朝からしっかり食べることを意識しました。

最初は正直、胃が重くなるかな?と心配でした。
けれど、食べてみると意外とスッキリ。
なにより午前中、エネルギー切れしにくくなったのを感じました。

まだ時々、忙しい朝には以前の癖で軽い朝食に戻っちゃうこともあります。
でも、しっかり食べた日のほうが、明らかに体が楽なんです。


間食の選び方で、夕方の体調が左右される


次に意識したのは、間食の質。

これまでは、
・ちょっと疲れたらチョコやスナック菓子
・小腹がすいたら菓子パン
そんな選択を当たり前にしていました。

でも今は、
・まずはプロテインを飲む
・ナッツやチーズ
・ゆで卵や、プロテインバー
など、血糖値を安定させるものを意識的に選ぶようにしています。


とはいえ、まだ完璧じゃない。
仕事や子どものことでバタバタしているときに、つい甘いものに手が伸びる日もあります。

でも、違いがわかるんですよね。
甘いものを食べた日は、夕方にまたドッと疲れたり頭が痛くなったり。
逆に、ちゃんと間食を工夫できた日は、夕方の体が軽い。


少しずつでも、体はちゃんと応えてくれるんだと実感しています。


「無理しない日」を許せたら、心が変わった


そして、最後に取り組んだのは生活リズムの見直し。

以前は、
・スケジュールをギチギチに詰める
・すき間時間までSNSチェック
・「休んだら負け」と思っていた

そんな自分を、少しずつ手放していきました。

今では、
・予定をあえて詰めすぎない
・「何もしない時間」を確保する
・疲れたら早めに休む

こんなふうに、「自分のペース」を大事にするように。


もちろん、日によっては無理をすることもあります。
だけど、それを後悔しない。
ちゃんと休めば、また回復できる自分がいると信じられるようになったんです。



体調は、まだ完璧じゃない。でも確実に「底上げ」されている


正直に言うと、
今でも「今日は疲れたな」と感じる日もあります。
「ちょっと調子がおかしいかな?」と思う日も。


でも、違うんです。


しんどさの「深さ」が違う。
以前は、夕方になったら立ち上がるのもつらいくらいだった。
それが今は、「ちょっと一息つこう」で済む程度に。

疲れの原因や理由が分かっているから、対処もしやすい。
そして何より「自分自身が把握できている。」という事が
気持ち的にとても良くて。



エネルギーの「底」が上がった感じ。
どこかで折れそうだった体が、しっかり自分を支えてくれている感覚があります。


完璧じゃないけど、
確実に前より、自分の体に信頼が持てるようになりました。



まとめ:小さな変化を、続けた自分を誇りたい


40代は、ただ頑張るだけじゃもうダメだ。
体と対話しながら、少しずつ軌道修正していく。

そんな感覚を、私は学びました。

たとえ今日、完璧にできなくても大丈夫。
小さな「できた」を積み重ねれば、体はちゃんと応えてくれます。

この記事が、同じように悩んでいる誰かの背中を、そっと押せたらうれしいです。

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これからも、「40代をしなやかに生きるためのリアルなヒント」を、あなたに届けていきます。