ナイアシンアミド
アトピー肌にもたらす効果と摂取方法


ナイアシンアミドは、ビタミンB3の一種で、私たちの体内で重要な役割を果たしています。


詳しくはコチラを✨



アトピー肌にもたらす3つの効果

①セラミドを増やし、バリア機能を強化


 アトピー肌は、セラミドという保湿成分が不足し、バリア機能が低下しています。

ナイアシンアミドは、セラミドの生成を促進し、肌のバリア機能を強化します。

これにより、外部刺激から肌を守り、かゆみや炎症を抑える効果が期待できます。


セラミドは、肌の角質層でレンガのように並び、水分を挟み込んでいます。

ナイアシンアミドは、このレンガ職人を増やし、強固な壁を作るイメージです。



②抗炎症作用で、赤みやかゆみを軽減


 ナイアシンアミドには、炎症を抑える効果があります

アトピー性皮膚炎による赤みやかゆみを軽減し、肌を健やかに保ちます。


ナイアシンアミドは、炎症を引き起こす物質の放出を抑制し、火事を鎮火する消防隊のような役割を果たします。



コラーゲン生成を促進し、肌の再生をサポート


 ナイアシンアミドは、コラーゲンの生成を促進し、肌の再生をサポートします。

これにより、アトピーで傷ついた肌の修復を助け、健康な肌へと導きます。


コラーゲンは、肌の真皮層でネットのように張り巡らされ、肌の弾力とハリを支えています。

ナイアシンアミドは、このネットを修復し、新たなネットを生成する職人のような存在です。




ナイアシンアミドの効果を最大限に引き出すには?


摂取方法


食事から摂取する

 ナイアシンアミドは、肉や魚、きのこなどに多く含まれています。

これらの食材を積極的に摂ることで、体内からのナイアシンアミド補給も可能です。


ナイアシンアミドを多く含む食品

魚介類

 カツオ・マグロ・たらこ・サバ・イワシ

◎肉類

 鶏むね肉・鶏ささみ・豚レバー・牛レバー

◎その他

 落花生・きのこ類


ナイアシンアミドの効果的な食べ方

水溶性ビタミンの特徴

 ナイアシンアミドは水溶性ビタミンのため、煮物やスープにする場合は、汁も一緒に摂取するのがおすすめです。

 ナイアシンアミドは熱に強いため、加熱調理による損失は少ないです。

 ただ揚げ物にすると、油に栄養素が溶け出してしまうため、注意が必要です。


トリプトファンとの関係

 ナイアシンアミドは、必須アミノ酸のトリプトファンからも合成されます。

 イワシ、サバ、大豆など、トリプトファンを多く含む食品も合わせて摂取すると、より効果的です。



②サプリや化粧品で摂取する

 ナイアシンアミドは、サプリメントや化粧品で摂取できます。



化粧品の場合は、

ナイアシンアミドが2~5%配合されたものがおすすめです。


サプリメントの場合は、

1日あたり500~1,000mgを目安に摂取しましょう。



実際に私はコチラ↑を
500mg/1粒×3(朝昼夕それぞれ1粒ずつ)
摂取しています。

ナイアシンアミドは基本的には
フラッシュは出ませんが
1%程度の確率で、出る場合もあります。
(長年大量のヒスタミンをため込んできた人)


ナイアシンフラッシュとは、
服用1時間後に末梢血管拡張作用、
ヒスタミン放出作用により発赤、痒みが出る症状です。
正常な生理反応で危険なものではなく
継続服用することによりフラッシュは徐々に軽くなり、出なくなります。


水溶性ビタミンのため、過剰摂取になることは
基本的にありませんが
まずは1日1回1粒からスタートし、
ご自身の体調に異変のないことを確認しながら
少しずつ回数を増やし、量を増やすことをおすすめします✨


カプセルが飲めないお子さんは
カプセルの中身を出して
他のものに混ぜて飲ませることもできます。
ただし、かなり苦いので💦
元々苦いココアやチョコアイス、
チョコ味のプロテイン、ミロなどに混ぜるのが
オススメ✨