今回は

ビタミンCの重要性について

生物の生態・語源という

少し変わった観点から

ご説明していきます。

(ちょっと雑学的な感じです)


健康はもちろん美容の点からも

注目され重要視されているビタミンCですが

一体なぜ、何が重要なのでしょうか?




生物の生態から見る


私たち人間はビタミンCを

食物やサプリメント、化粧水や美容液など

主に経口・経皮から摂取していますが

実はほとんどの生物は体内で合成しています。


魚類・両生類は腎臓で、

鳥類やほとんどの哺乳類は肝臓で合成しています。


体内で合成するいうことは

生物が生命活動を維持するために

欠かせないほど重要である

ということを意味します



人間は食物などからのビタミンCの

経口摂取が可能になり、

進化の過程でその機能を失ったとされていますが


それはつまり

摂取し続けなければならないことを意味します。



体内で合成されていれば

健康状況に応じての調整が可能でしたが



その機能がないということは

不足していれば負荷がかかり

何かしらの症状として現れるということです。



不足した結果=風邪や肌荒れ(主に)

ということになります。



語源から見る


ビタミンCは

化学名で「Lアスコルビン酸」といいます。


アスコルビン

この名前はラテン語で

「壊血病」を防ぐ酸という意味が由来しています



壊血病は

ビタミンCの欠乏によって起こる病気

Lアスコルビン酸はその壊血病を防ぐ効果がある

ことから、この名前がつきました。


具体的な症状としては

・皮膚や歯茎からの出血

・関節の腫れや痛み

・貧血など…


ここから見ても

ビタミンCが皮膚・関節・血液にとって

重要な栄養素であることがわかりますね。