『賢者の書』
喜多川 泰 著




先日に続き
喜多川さんのご著書です


今日は始めに少し
喜多川さんの本との出会いを…
(えっ?いきなりの脱線!?よろしければお付き合い下さい)


わたしが初めて手に取ったのは
『手紙屋』


この本は
以前お勤めしていた会社に入る際
社長より
課題図書として提示されたものでした


入社試験の一環として
課題図書は他に2冊あり
それぞれ感想文を提出するという……
(小さな会社だったので、どんな思想の持ち主かをしっかり精査したかったのでしょう…
だって面接も3回、それぞれ2~3時間びっちりでしたから……)



当時のわたしは
『ザ・自己啓発本』を
読みあさっていた頃で
あの機会がなければ
この本(『手紙屋』)は
きっと一生
手に取ることはなかったジャンル


その会社での仕事の記憶は
壮絶なものでしかありませんが
(30連勤とか、シャレじゃなくやってましたよ……)
『手紙屋』そして
『喜多川泰さん』との出会いは
今思えば本当にありがたい限りです


もう
この本と出会うために
あの会社とのご縁があったのだ!
と思えるくらいに(笑)

そうは言っても
最近まで距離を置いていたんです


どうしても
喜多川さんの本と
その会社での苦い記憶が
(ちょうど父が亡くなった時期でもありました)
セットになっていたので


それでも今
また新たな本を
こうして手にすることには
きっとこのタイミングでの
意味があるのでしょう


以前より深く
喜多川さんワールドに
浸りたいと想っています♬


……ということで
本題にうつりますね
(ここまでお付き合いありがとうございます!)


↓↓内容はこちら↓↓

(以下、Amazonより)
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毎日の暮らしと、思うようにいかない仕事に絶望を感じていたアレックスは、ある日、思い出の公園で14歳の少年サイードと出会う。

サイードは9人の賢者と出会う旅を続けていて、この公園で最後の賢者と会うことになっているという。

アレックスはサイードの許しを得て、サイードの旅の集大成である「賢者の書」を読み始めた。

そこには、サイードが14歳の誕生日を機にスタートしたさまざまな冒険譚と、
賢者たちから学んだ最高の賢者となるために必要なエッセンスがしるされていて…。


人間は何度だって生まれ変わることができることを強く確信し、生きるエネルギーをもらえるファンタジー仕立ての自己啓発書。

********


……って
これだけでは
「読んでみたいっ!」
という気にはならないですよねー


なので
もう少しお伝えしちゃいますっ!


↓↓↓

この主人公の少年サイードが出会う
9人の賢者

それぞれがどんなことを
教えてくれるのか?は
彼らの名前を知るだけで
想像することができます


と、いうことで
賢者のお名前と教えを
少しお伝えしますね




第一の賢者
アクト→→→行動


第二の賢者
ユニバス→→→宇宙(=ユニバース)
大いなる真理について


第三の賢者
リスペク→→→尊敬(=リスペクト)
自尊心と他尊心について


第四の賢者
日本人ではありますが
この賢者だけ名前がハッキリしないのです
(きっと「敢えて」でしょうね~)
ということで、日本人からの教えは
どんなことなんでしょう?
(少し興味がわいてきましたか?)


第五の賢者
デイル→→→毎日の、日常の(=デイリー)
今日一日のすごし方について

つづく

ちなみに主人公の少年サイード
こちらはアラビア語で『幸いなる者』
 

そう
彼は賢者たちから
「幸せな生き方」を教えてもらうために
旅に出るのです


つまり
幸せな人生にするために
「どう生きるか」を学ぶ旅です



この後につづく
賢者の教えは
是非お手にとってみてください♬





そして最後に…


この本の『最後の賢者の教え』に
こう記されています


人生において欲しいものを
手に入れるためには、
手に入れたいと思うものを
与える側にならなければならない。


また
喜多川さんは著書の中で
『一冊の本との出会いで人生は変わる』
とよく書かれています


わたしもそのひとりなので
心からそう思います


だからこそ
これからも
沢山の本と出会いたいと思っています


そしてそのためにも
本の素晴らしさを
伝えていきたいと思います


わたしは
作家でも
本の評論家でもありません


なので
本のご紹介も
あくまで
その時のわたしの心に響いたことや
わたしが学んだことに
情報が限定されてしまいますが


わたしの表現を通して
新たな本との出会いへと
ご縁を繋げられれば
とても嬉しいです



この本は
子供たちが14歳になったとき
プレゼントしようと思います♬



ちなみに・・・


話の始めに登場するアレックスは
最後に
完成した賢者の書を
少年サイードから
譲り受けることになります
(その経緯はヒミツです(笑))


そしてその賢者の書を
アレックスの息子が持って
また新たに
賢者に会う旅に出るところで
終わりになるのですが


このアレックスの息子の名前が
「マシュー」と言います
意味を調べると
「神からの贈り物」と……


喜多川さんは
学習塾の創立者です


子供たちを常に
「神の贈り物」だと
思われているのでしょう


そして
この本を
そんな子供たちに
私たち大人の手から引き継いで欲しい
という願いが
込められているように感じました♬♬