日曜の昼下がり、私の憧れのバイオリニスト諏訪内晶子さんのリサイタルでした。

前から五列目、諏訪内さんの目の前で最高の2時間でした。

素晴らしい演奏を聞くたび、幸せと共に切ない感情が込み上げてくるのは何故でしょう。

音楽は形に残らず、どんどん過去の彼方へ遠ざかって行く。

絵画のように手元に置いていつでも好きな時に眺める訳にはいかない。

あの時間はあの時だけのもので、もう二度とは戻って来ない。

演奏中、終わって欲しくなくて切ない気持ちでいっぱいになりました。

終わってしまったけれど、、、いつまでも私の心の中で響いて残っていくのだと思います。

そんな素晴らしい演奏会でした。

いつも運転中に聴いているシュトラウスのヴァイオリンソナタ、クライスラーのシンコペーションを目の前で聴くことが出来て感激でした。

 

 

 

 

 

昨日は、ロームミュージックフェスティバルへ。

京都会館がロームシアターへと新しくなり、初めて会場に足を踏み入れました!

 

私は息子と小林美樹さんのコンサートを聴きました。

 

プログラムは・・・

E.エルガー      愛の挨拶
G.F.ヘンデル     ヴァイオリンソナタ 第4番
P.I.チャイコフスキー  「懐かしい土地の思い出」より スケルツォ、メロディ
J.マスネ       タイスの瞑想曲
M.ラヴェル       ツィガーヌ

でした。

 

会場も演奏も素晴らしかった。

近いので、これからもたくさん訪れたいな。

 

帰りにラヴァチュールでタルトタタンをいただきました。

食器がこれまた素敵。

クラシカルで好きな雰囲気のお店です。