「コーチの想いと子供達...2013」
(平成25年3月 8日 金曜日)
ミニバスのコーチを始めて、14年余りが過ぎました。
我が子たちがミニバスを終えてから、新しい子供達と出会い、その心を育む生き方に魅了され、その後もコーチを続けています。
子供達を指導しながら、一方で子供達から色々なことを学んできました。私はバスケの経験もなく、指導もゼロからのスタートでした。
見よう見まねで始めたコーチで…最初は大声で叱り飛ばしていました。今では、“プレイヤーズ・ファースト、自立と自律”を基本にして、指導という子供達の成長のサポートをしています。
ですから叱り方の考え方も変わり、叱り方も変わりました。一喝する叱り方もしますが、その前にまず、静かに叱ることに心がけています。
練習で子供達の意識が集中していない時があります。例えば5対5スクリメイジをして、その日の練習の総仕上げをしようと…子供達に「集合!」と言って、集合させました。
そこからです…子供達の聞く姿勢ができないのです。それも子供達の意識の問題ですから、以前は、「静かにしないか!」と一喝してましたが、
今は、彼らが自ら気付くのを待ってます。
そうすると、子供達の誰かが気付いて…聴く姿勢を取り始めます。ある時その姿勢が一向にできる気配がありません。
そこで、私は、集合させた子供達の場所から、ゆっくり離れて、遠目から眺めるようにしました。子供達は、さすがに気付いたようです。
やっと、静かになりました。
自分達がどういう状態にあったのか気付いたようでした。私は静かに子供達に語り始めました。
『今から、何をするの?ワイワイと楽しそうに話しているようだけど…5対5のスリクリメイジの話しではないようだね。
だったら…君達がやりたいことをやればいいんだよ。「なぁ~みんな。何のために練習してるの?
次の大会で全力プレーしたいからじゃないの?
その意識が君達にあるの?なければ、練習することなどないよ。オンコートでプレーするのは君達だ。コーチではない。」
コーチは「勝つことを狙わない。だけど勝つことを諦めない!負けることを恐れない。全力で、練習でやったことを出し切れたかどうかを、自分に問うたときに、出し切れたと思えれば、バスケが楽しいと思えるときだ。」...と話してきたよね。
でもね、ぶっちゃけさぁ、コーチは…、コーチの責任は、全力プレーを君達ができるように指導して、なおかつ、勝つことを味合わせてあげたい…と思いながらコーチィングしている。
負ける悔しさを味わうことも大事だろう。でも負け続けてはだめなんだ。やはり勝つために頑張るんだよ。でも、それを狙っては、全力プレーができないんだよ。
意識して欲しいのは、君達自身の試合に向かう気持ちなんだ。結果はどうであれ、勝ちであれ、負けであれ…自分達は全力を出し切った。
練習でやったことができた…と思えるプレーをして欲しいんだ。
そのプレーをするのは、君達自身、全力を出そうとする意識が大事なんだ。今の君達には、それが見えないんだよ。
そう語って、ちょっと間をおいて…5対5のスクリメイジをやりました。子供達に私の想いが伝わっていることを願うばかりです。
子供達が“バスケが楽しい”と想える気持ちを心に植え付けて欲しいと願いながら、
自分が為せることを全力でしようと思っています。