私は物心ついたころからなぜか水が怖くて、洗面器に顔をつけたり、ましてや中で目をあけるなんて出来なかった。


そんなだから、小学校に入学して、夏のプールの時間に、みんなで手をつないで輪になって、1・2・3で水面に顔をつけたり、水中に沈んだり、なんて出来なくて、ズルをして真似だけしてた。


当時は先生にバレてないと勝手に思い込んでたけど、今から考えるとバレバレやんなガーン


それでも、小学校時代は無理強いされたりすることもなく、なんとか乗り切れたんだけど、


中学校に入ったら、そうはいかないショック!


しかも、体育の先生はめっちゃイケメンキラキラ


夏休み、親友の波穂が毎日プールに付き合ってくれて、なんとか頑張って顔をつけて浮けるようになった。

そこまでいけば、手足を動かせば、平泳ぎっぽく20メーターくらい泳げるようになった。


と、泳げるようになった話をしたかったわけではないDASH!


とにかく水が怖い。今でも海で泳ぐなんて怖すぎる。

そして、繰り返し夢に見る津波…。


場面は様々。


金沢駅のプラットホームで雷鳥を待っていたら、彼方からすごく背の高いかま首をもたげた津波がやってくる。わ、来た、逃げなければ!


で、目が覚める。


ある時は白砂のビーチ。まぶしい太陽の下、日光浴を楽しんでいると、はるか彼方から同じようにかま首をもたげた津波が太陽の光を反射しながら近づいてくる。逃げなきゃ!


で、目が覚める。


津波の夢を繰り返し見ていることに気がついたのは、いつだっただろう…。


なにか周期のようなものがあり、見始めると繰返し見る。


あまりにも生々しい夢なのと、水が怖いのとを合わせて考えて、きっと私は前世で津波にのまれて死んだのだと想像していた。


今回の大震災大津波で命を落とされた方、本当にあっという間の出来事だったのでしょう…。


まさか、こんな風に命が終わるとは想像もしていなかった事でしょう…。


私も神様から頂いた命が終わる時まで、一日いちにちを大切に生きていきます。