日々のちいさな記録帳 -2ページ目
私が15、6歳の頃、初めて買ったアルバムは、
ブラインドメロン ノーレインだった。
しかし、シャノン・フーンさんは、27歳という若さですぐに亡くなってしまった。
二枚目に買ったのは、
クランベリーズ ドリームスだった。
テレビで放送されたリンガーのビデオクリップを観て、釘付けになった。
その美しい歌声と容姿に夢中になり、一日中聴いていた。
20年近く経った一昨日、急に彼女の声が聴きたくなって、久しぶりに聴いていた。
当時、輸入番を買ってしまった為、歌詞の意味もわからず聴いていた。
(今のようにインターネットも普及しておらず歌詞を検索したり、気軽にYouTubeで動画を観られる時代ではなかった)
今、歌詞を検索してみると、想像と違う歌詞だった。
(So…I love you と勝手に聞き取って両想いの歌と思っていたが、調べてみるとI thought the world of  youだったり。全然違う笑)
当時、クランベリーズの歌詞はザ スミスと並んでW・B・イエイツを連想させる美しさだと、紹介されていた。

そして、2018年の今日、ドロレス・オリオーダンさんが亡くなったと、知った。
彼女以上に美しい歌声にはもう出会わないとも思う。ご冥福をお祈りいたします。

DreamsDreams
Amazon



私が17歳だった頃「ライ麦畑でつかまえて」を読んでいた私を見て、兄が私の為に「バナナ魚日和」を買ってきてくれた。兄は後に27歳で亡くなり、私は「フラニーとゾーイー」のフラニーみたいになってしまった。不思議な出来事だと思う。

私にとって兄は、良い意味でも悪い意味でも影響力のある人だった。
音楽や漫画、ゲーム、サブカルチャーの殆どと、進路‥
私の多くは、兄から影響を受けたものばかりだ。

私にはゾーイーが居なかったから立ち直るのに随分時間がかかった。

兄のお友達、あらかじめ決められた恋人たちへ さん(池永さん)が兄を偲んでアルバムに歌を残して下さっている。
(9曲目の「ヤナガ」という曲)

ブレブレ
Amazon

池永さんは東京からご夫婦で墓参りにも来てくださり本当に感謝している。
(遺影になった兄の写真も池永さんの奥様のバンドのTシャツを兄が来ているところを私が東京に行ったときに撮影したものになった)

兄が生前、あやしいわーるどに掲示板を持っていて、兄の死後そこから、私は現在の文学極道の発起人と出会い、今でもゆうなさん、平川綾真智さん、もとかさんと頻繁に連絡を取り合っている。

今でも、どこか、兄の影響下にあるようで、運命というのは本当に不思議なものだと思う。
皆様本当にお久しぶりです。
今は、パソコンが壊れてしまって、絵日記もアップする事ができませんが文章で少しずつ思ったことなど発表できたらと思います。
宜しくお願い致します。