はじめまして 今日から高校生になる。 雲のない青い空と太陽 少し年老いた校舎を睨む。 混雑する玄関から少し離れた木陰に 黒く長い髪を風になびかせる少女がいた。 「ここがこれから3年間お世話になる学校ですか。 ・・・・・はじめまして」 まだ蕾の桜が見送る中 少女は人ごみの中へ消えていった。