障害者武道協会の理事でもある篠ヶ瀬さんという方に
デザイナー・絵画家のAKIさんというを紹介して頂きました。

彼は23歳という若さで武蔵野芸術大でゲスト講師としても活動
している方です。

実はAKIさんは軽度の知的障害者です。

http://www.life-aki.com/

障害者武道協会の事務局という役職を頂いていながら大して
役にたっていない僕ですが、今日はそのAKIさんと出会い
そしてある物を頂き、話を聞き・・・考えさせられるけど、
上手く伝えられない・・・。

頂いた物は コンドーム。
http://www.life-aki.com/information/condom.html
販売している物ではなく配布するような一つ入りの物。

表にはAKIさんのデザイン画が書かれています。

このコンドームが意味すること。

篠ヶ瀬さんとAKIさんのお父さんにお話を聞きました。

「障害者にも性があることを理解してほしい。」
「障害者の性を社会がもっと知ることでトラブルや犯罪を
予防することが出来る。」

といったような思いにオカモト㈱が協力をしてくれて実現に至った
というお話でした。

日本では「性教育」というもの自体も健常者でさえ閉鎖的であり
まして障害者の性というものは考えたこともありませんでした。

僕自身、性教育の記憶といえば中学3年生の家庭科の時間に
「倉ちゃり」先生に学んだ性教育。
望まない妊娠や産婦人科医の違法中絶の話などです。

また妻が看護大学に通っていたため、その友人に借りた本
「さらば悲しみの性」
という本もとても印象深いものでした。

赤ちゃんポスト、幼児虐待や乳児の死体遺棄。
その多くは日本の性教育の教育不足が原因でないかと
思うのですが、世間では意外と学ばなければならない年齢、時期には
グレーになっている気がします。

世の中には子供が欲しくても授からない人もいるのに…。

検索をしてみたら「セックスボランティア」という言葉も知りました。
興味のある方は一度調べてみると良いかもしれません。

障害者の性。
僕自身には具体的にどう伝えたら良いか?
知っているからどうしたら良いか?などは、わかりません。

でも何か感じて頂けたら幸いかと思います。