武士のなかで礼法や作法が重要視されたのは
社会生活を円滑に送るために規律を守る責任が
あったからだそうです。

今の世の中と変わらない事。

先日、小笠原流礼法の本を少し読ませて頂き
ごく当たり前のようだけれどなかなか難しい
食事の作法について書いてあったので記述したいと思います。


和食の作法


「箸先五分、長くて一寸」


食事に関しては様々な礼法が存在するけれども
大切なのは

「相手の食べるスピードや相手の気持ちに合わせて
食事を進めることが最も大切」


納得である。

その中で、最低限守りたいことに先ほど書いた

「箸先五分、長くて一寸」
(箸の先は1.5cm 長くても3cm)

を使うということが書いてありました。
なぜ?というと正しい箸の使い方をして
このことを意識すると口元や箸先を
多く汚すことなく、かつ大口で食べたりすることが
なくなるとのこと。

またこのような事を意識して食べることで
食事をガッつく事がなくなり、心に余裕が出来る。

正しい箸使いは感謝の気持ちを表すことにもなる

とのこと。


僕はガツガツ食べるタイプなので反省である。

ラーメンとかを食べるときには難しいけれど

一度、食事の際に心がけてみるとよくわかります。

意外と3cm以上汚れてしまう・・・。