映像化は不可能と言われていた映画
東野圭吾さんの『天空の蜂』を観て来ました。
呼吸をするのを忘れるほどの緊迫感と緊張の連続です。
原作を読んだのはもう随分昔のことなので
忘れてしまった所も数々ありながら
改めて、とてつもない題材に取り組んでしまった東野さんの
力量と言うものを十分に思い知らされました。
小難しいテロリストと国家権力の対峙だけではなく
父と子、妻と夫の心の葛藤が実に上手く表現されていて
目頭が熱くなりことも度々でしたね。
東野圭吾さんらしいどんでん返しが有って
ハラハラ、ドキドキが最後まで続き
とても見ごたえのある素晴らしい映画でした。
また、いつものほんわかした感じの秦基博さんとは少し違う主題歌は
この重みのある映画の最後に流れるに相応しいいい曲でした。
いつも平日に映画に行くので予約はしないのですが
ネットで予約するのが遅れて、後部の空席は殆どなくなっていましたが、なんとか最後列に座れました。
先週の土曜日は
イギリスの天才画家の映画『ターナー、ひかりに愛を求めて』を観ました。
映画の中で名作と言われる絵を何枚か見られて
一粒で2度美味しい映画でした。
思いのほか頑固者でブ男でした・・・(残念)