先日、主人と市美術館へマリー・ローランサン展を見に行って来ました。
もともと彼女の絵はあまり好きではなかったのですが
ぐずついた天候が続き、外には出られないので行ってみっか・・・・という事で昼過ぎに出かけました。
ほんわかした優しい色使いで愛らしい女性の姿を描いた作品が多い中で
このスタイルを確立する前には、ブラックやピカソと交流があり、
キュビズムと言われた異った作風の絵多数を残しています。
私はむしろそっちの方が好きかも。
多くの女性はマリー・ローランサンが好きじゃないでしょうか?
私生児として生まれ、苦難の人生を歩みながら
あくまで美しいもの、愛らしさを求めて女性を描き続けました。
マリー・ローランサン美術館は長野県茅野市にあり、1500点の作品を収蔵しているそうですが
8月23日まで浜松市美術館で見られますよ。
つい最近ですが
映画『モディリアニ』を見ましたがとても面白かったです。
パリのアトリエ「洗濯船」でピカソやユトリロ達と知り合ったのですが
この「洗濯船」にはマリーも集っていたのですね。
年代が少し違っていたかもしてませんが。
画家たちの交流や愛する人の肖像に初めて眼が入る下りはとても感動的でした。
世界的に有名なこの画家の最後は実に悲惨でした。