3年に一度開かれる母校の同窓会定期総会に行って来ました。
「会計報告、事業報告云々カンヌンが終わる頃行くから」と言う私に
友人たちは「よしな! 途中から入ると恥ずかしいよ」と云うので
仕方なく定刻に会場に着きました
くだらない総会の次第をつつがなく終え、
わが母校の誇る吹奏楽部の若さみなぎる演奏を聴き、
いよいよ辻井いつ子さんの講演が始まりました。
眼にも鮮やかな黄色のスーツで壇上に上がられた彼女を
OGたちはたくさんの拍手で迎えました。
才色兼備とはこんな人のことを言うんだろうなぁと
しばし見とれてしまいました
美貌と美しい声・・・・それも其の筈結婚前はアナウンサーをしていらしたとか。
著書も何冊かあるので是非読ませて頂きたいと思います。
全盲のご子息を世界的なピアニストに育て上げるのには
さぞかし苦労をされたんでしょうねと思いきや、
生後8か月の頃から特殊な能力が備わっていることに気付いて
伸行さんは玩具から始まったピアノが大好きでピアノを楽しんで、
褒められることが大好きで日に日に成長を重ねられたとか・・・
ある時、発表会に出かけた二人の前に、
ものすごい剣幕で子供を叱りつけている母親がいたそうです。
彼が言った言葉
「お母さんはピアノが弾けなくて良かったね」
子供の可能性を信じ、よく見て、ほめる親ばか子育てで
今の辻井伸行さんを作り上げたのです。
私も子供を良く見ました。
時々は褒めました。
天下無類の親ばかだったかも・・・
しかし・・・・
素材が違うんです
小さな卓上ピアノをおもちゃ代わりに買い与えたそうです。