旅雑誌で記事を見て一目惚れ以来、7年余り。
一度はエアチケットも予約しておきながら6月の大雨で水没しキャンセル。
その後コロナ禍などで遠ざかっていた瞼のタウシュベツ橋梁

タウシュベツ橋梁は第1回北海道遺産の「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」の1つ。
1987年廃線の士幌線が1939年に十勝三股駅まで開通する直前の1937年竣工。
1955年糠平ダムが完成すると、士幌線は湖を避けるよう新線に切り替えられ、
橋梁は湖の中にとり残され80年余りが…。


いよいよ念願かなって2023年6月7日、タウシュベツ橋梁へ。
今回参加したのは、地元NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンター主催の早朝タウシュベツ橋梁ツアー

早朝ツアーは風も少なく、湖面に映るタウシュベツ橋梁が美しいそう。

長靴に履き替えて早朝5時半出発、R273を北へ。早朝のせいか道路ではたびたびエゾシカに遭遇。
音更トンネル手前を右に入り林道へ。ここに入るには鍵が必要。


車を停めて乾期の糠平湖に足を踏み入れていく。まだタウシュベツ橋梁は視界にない。
日本でもなく、どこか他の国でもない。まるで別世界。




エゾシカの足跡。


前進していくと、やがて左手にタウシュベツ橋梁が視界に入ってきた。
湖のぬかるみに足を取られないよう、焦らず歩いていく。




正面から水面に映るタウシュベツ橋梁。しばし息をのむ。
反対側から見えるクラブ〇〇〇〇ムのツアーの人々がびっくりするほど小さい。
(ちなみにこの団体は反対側から同じ場所を登り降りして30分ほどで消えた)








そして糠平湖貸し切り状態。さらに土手を登り橋梁を上から眺める。
2000年以前は林道フリーで近所の人達が釣りを楽しんでいたという。
近くで見ると風化・劣化は確実に進んでいて、年々加速してるとか。


反対側から橋梁を見る。季節&時間によってその表情は変化するそう。




岸を登り、廃線跡を歩き車に戻る。糠平湖滞在はたっぷり1時間。



今回のガイドはNPO代表の河田充さん。1960年生まれの岡山県出身。
その穏やかな話ぶりの所々に糠平愛があふれてて、
士幌線や橋梁についてのエピソードは多岐にわたり、充実の1時間。

糠平温泉中心の温泉文化ホールに7時半に戻り約2時間の早朝ツアー終了。
冬はスノーシュー湖上散歩などさまざまな企画がテンコ盛り。
興味の尽きない糠平になりそうです。

地元NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンター 1997年設立 2001年NPO法人認証
〒080-1403
河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷北区44-3 糠平温泉文化ホール内
TEL01564-4-2261
である。