手術失敗…社会問題化
宣伝合戦も激しく、ソウルでは地下鉄の駅やバス停はもちろん、電車内やバスの車体後部などに術前と術後の写真を使ったり、有名な外科医が登場したりする広告があふれている。
なかでも高級住宅地で人気のブランド店が立ち並ぶソウルの江南地区には約370もの美容整形外科院が集中し、「ビューティーベルト」と呼ばれ、中心部の地下鉄の狎鴎亭洞(アックジョンドン)駅では広告の半分以上を美容整形関連が占めるという。
しかし、今月初めに34歳の女性が鼻の手術中に窒息死したほか、30代の男性が顎の骨の手術から3日後に死亡するなどの重大な医療事故が相次いで発生,エルメスバーキン 35センチ。昨年12月には鼻を手術した女子高校生が昏睡(こんすい)状態に陥ったことも明らかになっている。
このため、整形ブームを助長する広告への非難の声が上がっていた。当局側も1月に、危険性が指摘されている「小顔手術」で削り取った骨片1000個以上をガラスケースに入れて展示しホームページでもPRしていた江南地区の医院に、罰金を科し撤去させるなど、宣伝合戦を問題視していた。
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