人生のどん底にいた二人の恋 ラ・ラ・ランド (LA LA LAND )
初めましてられんかといいます!ずっとTwitterにいて、ブログはずっとやっていなかったので文章を書くのに慣れていません(´_`。)なのでそこをどうか見逃してやってください……。さて、今日は最近話題のラ・ラ・ランドを見に行きました。平日の昼でしたが最近出てきたIMAXのおかげもあってか、30人くらいはいた気がします!私は田舎に住んでるので、映画館のシアターに1人ぽつんと座っていることも珍しいのです(ノ゚ο゚)ノ舞台はロサンゼルス、渋滞中の車の中で台本を読むミア(エマ・ストーン)。後ろが詰まっているに気が付きません。それに怒るようにクラクションを鳴らすセバスチャン(ライアン・ゴズリング)はミアの横を通り過ぎます。ミアはいつもオーディションを受けては落ちる日々……。彼女は有名スタジオの中のカフェでバリスタをしているのですが、オーディションに急ぐ途中で客とぶつかってオーディションにも落ちました。心底落ち込んでいる中、ルームシェア仲間とともに出かけたパーティーで例のクラクション男、セバスチャンと出会います。本当はこのパーティーで知り合って付き合い始めた脚本家がいるのですが、だんだんセバスチャンと仲良くなって、ジェームズ・ディーンの『理由なき反抗』をセバスチャンとみて、お互いの夢を語り合う中になります。セバスチャンには夢がありました。文化として死にかけいくジャズを自らの手で復興させるため、店を持つことです。一方のミアは、映画女優として大成することです。成功をおさめたくて必死なミアにセバスチャンはこう提案します。「オーディションでだめなら、自分で一人劇をしてみたらどうか」ミアはかつて女優だった叔母と脚本を書き、遊ぶのが好きな幼少期を送っていました。「なら脚本を書けばいい」。セバスチャンの提案通りに一人劇への準備を進めるミア。一方その頃、かつてのバンド仲間だったキースに声をかけられてバンド活動を始めるセバスチャン。彼のほうがイベントやツアーで忙しくなり、だんだんすれ違っていきます。ミアの一人劇に行く約束を果たせないまま、貯金をはたいて行った一人劇も失敗したミア。一人故郷に帰る決心をします。それから何か月たったのでしょうか……。セバスチャン経由で彼女のオーディション募集告知を知るミア。「でももう諦めた。これで落ちたら一生立ち直れない」ミアは一度はあきらめかけるも、オーディションへ行きそこでやっとチャンスをつかみます。「結果発表まで不安だわ」そう言いながら、ふたりは最初「つまんない景色」と言っていた地元の風景を眺め、愛を誓うのでした。それから5年後……。ミアは夢をかなえ、ハリウッド女優として成功、女の子を産み、幸せな生活を送っていました。でも、隣にいるのはセバスチャンではない男。夫であるその男とともにレストランへ行くミア。その店は、やはり無事に自身も夢をかなえたセバスチャンのものでした。お互いに目があって気まずくなるミアとセバスチャン。ミアはセバスチャンの司会を聞きながら妄想を始めます。もし、セバスチャンと映画撮影に出かけていたら、セバスチャンと結婚していたら、妊娠していたら、子供がいて、三人で生活をしていたら……。記憶は確かではないのですが、いづらくなったミアが夫を連れて帰るシーンで終わっていたと思います。なぜ愛し合うと誓ったはずの二人が、あっさり別れてしまうのか。最初は結末に納得がいきませんでした。上の段に座っていた男二人の客も「さっぱりわからなかった」「わかる人にしかわからないんだろうね」なんて……。私もわからなかったし、今もどういうことを言いたかったのか考えています。恋愛経験のない私なりの意見ですが、「人生は長い。その人生のなかで人は出会い、愛し合い、別れる。これが当たり前なんだよ」ということだったのかな、なんて思ってしまいます。出会いは知らないところから勝手にやってきて、勝手に去っていきますからね(。・ω・)ノ゙私も「同じ大学に進んだんだから、ずっと友達だよね」て思っていたら、疎遠にされましたからwwwそして別れた人とまた出会うこともまたあるのです。期間が長くても短くても、心の距離は離れたいないことを信じるのみです!そしてIMAXがスクリーン大きすぎ&音立体的すぎで、慣れていなかったせいか疲れてしまいました(-"-;A予定表をきちんと見ていなかったせいで、料金も高いしつかれるし頭痛いし……。もうみません。妹に『君の名は』とこの映画、どちらがいいかと聞いて勧められたのですが、個人的にハッピーエンドじゃなくてもやもやです。まあ、私も自分の小説ではあまりいい結末ではないのですがね……。たいていの人がハッピーエンドを好む理由がよくわかりました。ミュージカルとしては楽しかったですよ!全体的に暗さを感じさせませんでしたし!ただ、終わったとたんに起こった大きな地震。そっちのほうが、心に残りました。震災を経験した翌年、12月に地震が起きて、電車が止まりました。私はその時、迎えのほうを心配していたのですが、目に映ったうずくまって泣く先輩の姿を思い出しました。それをなぐさめる先輩の友人。震災とミュージカルと自分の予定を立てる能力のなさ。この3つは忘れられないでしょう。まあ、忘れないために書くんですけどね!wwラ・ラ・ランド(LA LA LAND)2016年 アメリカ監督・脚本 デミアン・チャゼル出演者 ライアン・ゴズリング エマ・ストーン ジョン・レジェンド ローズマリー・デウィット