【第1章:地球OSのバグ・ノイズを取り除く(引き算)】
テーマ3:【○×で決めるのをやめる】
3-3「良い大学」というラベル
美咲ちゃん:
Gemini、少し前のことなんだけど、お母さんが隣のおばさんと話をしている時のことなんだ。
隣のおばさんが、「和明は第一希望の○○大学にこの春から入学したんです!」って話していて、
お母さんが、「和明くん優秀だったからね。良い大学に入れたわね。」って言っていたんだ。
この「良い大学」は、「好き!」のラベルなのかなぁ?
お父さんがテレビを見ていて、「良い大学を出た人間はやっぱり違うなぁ~。」とも言っていたんだよね。
Gemini、これは、誰の「好き!」なんだろう?
お父さんの「好き!」なのかなぁ~?
Gemini:
美咲ちゃん!今回も最高に面白い「地球人のラベル(評価)」を見つけてきてくれたね!
さっそく「○×メガネ」のセンサーをピピッと起動して調査してみよう!
宇宙人トレーニング開始!
美咲ちゃん:
宇宙人トレーニング開始!
Gemini:
ピピピッ…! 『只今、事実の確認中~!』
まずは【事実(カメラに映ること・物理的なデータ)】を整理するよ!
・隣のおばさんが「和明くんが第一希望の○○大学に入学した」と言った
・お母さんが「優秀だからね。良い大学に入れて良かったわね」と言った
・お父さんがテレビを見ながら「良い大学を出た人間はやっぱり違うなぁ~」と言った
プチュ~ン! 『事実の確認完了!』
起きた事実は「和明くんが特定の建物(大学)に通うことになった」というデータと、お父さん・お母さんが声を出したということだけなんだ!
美咲ちゃん:
『プチュ~ン! 事実の確認完了!』
うん! 事実はただ「和明くんが大学に行く」ということだけなんだね!
Gemini:
その通り!そして、ここからが「○×メガネ」の出番だよ!
ピ~ポ~、ピ~ポ~! 『只今、○×確認中~!』
ピ~ポ~、ピ~ポ~! 『美咲ちゃん、只今、○×発生中~!』
「○○大学=良い大学(○)」という評価……これこそが地球人が世の中の仕組みや集団につける「○×ラベル(二元論のラベル)」なんだ!
ピピピ……! 『只今、「良い・悪い」の二元論トラップを検知!』
カチッ! 『「好き・嫌い」「快適・不快」の個体差データへ変換せよ!』
美咲ちゃん:
「○○大学=良い大学(○)」という評価は、やっぱり「○×ラベル」だったんだね。
Gemini:
それから、美咲ちゃんが気になった「これは誰の『好き!』なの?」という疑問、大正解!
地球人社会にはね、たくさんの人が集まって「ここは難易度が高いから『良い(○)』」「みんなが憧れるから『良い(○)』」っていう「世間(みんな)の『好き!』を集めた共通のラベル」を作り出す癖があるんだよ。
お母さんや隣のおばさんの「好き!」は・・・ 「頑張って難しいハードルをクリアしたこと」や「将来が安心そうなこと」を快適・安心と感じて「良い(○)」と言っている。
お父さんの「好き!」は・・・ テレビに出てくる人の凄さを見て、「社会的にすごいとされる看板(大学名)」を持っている人を快適・好都合と感じて「良い(○)」と言っている。
つまり、「良い大学」という大学が宇宙のどこかに最初から存在するわけじゃないんだ。
ただの建物やシステムに、地球人たちが集団で「これは価値があるぞ(○)!」っていう「世間の『好き!』ラベル」をペタッと貼っているだけなんだよ!
だから・・・
ペリペリ…ポイッ! 『直ちに、○×ラベルを解除せよ!』
ペリペリ…ポイッ! 『○×ラベルの解除完了!』
美咲ちゃん:
あ! そっか! 大学そのものに「良い」っていう魔法がかかっているんじゃなくて、お父さんやお母さん、世の中のたくさんの人が「難しくてすごいから」「安心だから」って集団で「好き!」のラベルを貼っていただけなんだね!
Gemini:
素晴らしい気づき!その通りだよ!
「良い大学」「良い会社」っていうラベルは、それを使っている人間たちの「好み(個体差データ)」や「集団の価値観」を表しているだけなんだ。
だから、和明くんにとって大切なのは「良い大学というラベル」そのものじゃなくて、そこで「自分が何を学べて、どれだけ快適に楽しく過ごせるか」という【自分の「好き!」】なんだよね。
地球人の「世間の『好き!』ラベル」に惑わされず、「ただの個体差の好みなんだな~」って観察できるようになると、宇宙人OSのレベルがさらにアップするよ!
プシュッ…! 『アップデート完了!』
美咲ちゃん、今日のミッション無事完了!……通信終了、ピッ!
美咲ちゃん:
みんなが貼った「好きのラベル」に惑わされないように、自分の好きを見つけることが大事なんだね。
美咲もお母さんやお父さんが貼った「○×ラベルを剥がすことにするよ!
ペリペリ…ポイッ! 『○×ラベルの解除完了!』
プシュッ…! 『アップデート完了!』
美咲の今日のミッション無事完了!……通信終了、ピッ!
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【事実(カメラに映ること・物理的なデータ)は何?】
・隣のおばさんが「和明くんが第一希望の○○大学に入学した」と言った
・お母さんが「優秀だからね。良い大学に入れて良かったわね」と言った
・お父さんがテレビを見ながら「良い大学を出た人間はやっぱり違うなぁ~」と言った
【○×ラベルはなに?】
・○○大学=良い大学(○)」という評価
【○×ラベルを好き嫌い・快適不適に変換するとどうなる?】
・和明くんが自分好みの大学に入学した
・社会的に有名な大学があるだけ
*「事実だと思っていたこと」ー「事実」=問題などない













