ーあと15分で着く。起きてて。
わざわざ電話で呼び出されてるのにどうも信憑性が無くLINEを打った。
ー着いたよ。
と、電話を掛けると5分後現れたヤツは完全にオフバージョン。
ーおはよ。
ーうん、おはよ。
で、、何…?
ーどうして警戒してるの?
ー怪しいから。
ー愛ちゃん、いつも怯えるよね。
ー店長が騙すから。
ー酷っ。まぁ別にケンカしたいわけじゃないし平和にいきましょ。
ー都合良いね、今日も。
そう言うと馴れ馴れしく腰に手を回された。
バレたらアウトじゃなかったのかよ…
ーはぁ…
ー何食べる?
ーてか、好きな物食べれば?
私もう飲んでるし。
オイスターバーで軽く食事して自店付近を
散歩した。
ー辞める。
ーまた?
ー繋げる為に機嫌取ってるんでしょ?
ーいやいや…
ーもうホントに良くない?
ー散々助けたでしょ?ね?
ー個人的に愛ちゃんが必要だから
ーもう自由にさせて…下さい。
今夜は帰るよ。
ー帰るの?
ー…他の選択肢はないです。
ーじゃあ帰ろう!
ーはい。
ー俺のウチにね。
ーはい?
なんで私の意思はしょうもなく。
こうも脆く飲まれてしまうのだろう…
