自立を支援する

先週末
兵庫県宅老所・グループホーム・グループハウス連絡会へ
足を運んで参りました。
「個性的にそれぞれの地域で生きる」
ということをテーマに
滋賀県大萩茗荷村(みょうがむら)という福祉の村、
前代表の仲本耕児さんが
講演をされました。
茗荷村というと
ご存知の方もおられましょうが、
知的障害者教育に生涯をささげた
田村一二(たむらいちじ 1909-1995)さんが開かれた村です。
行政単位の村ではなく
地域の人々との交流の中で、
知的障害のあるお年寄りや若者、交通遺児、虐待を受けた子どもなどが、
彼らを世話する人々と共に暮らす村です。
「共に生きる」のです。
この講演、ディスカッションはとても勉強になりました。
そして今みねのさとが進もうとしている方向の先には
きっと良いものがあるということを確信しました。
その方向性のひとつは
「高齢者の方々の自立を支援する」ということです。
老化、つまり肉体的・精神的な衰えというのは
誰にでもあることです。
食べるのに時間がかかる
ものをひとつ取るのも時間がかかる
ゴミを捨てるのにも時間がかかる
用を足すのも時間がかかる
とにかくなんでも時間がかかる
寝返りをうてなくなる
物忘れをする
時間の感覚がずれてくる
できないことが多くなる
これは、老いがくれば誰にでもあることなのです。
そこで気力を高めていただいて
自立を支援させていただきたい、というのがわたしたちです。
そこではスタッフが手を添える時も
添えないで見守るときもあるでしょう。
利用者さまもスタッフも
お互いに「共に時間を共有する意味」を考えていくのです。
そしてみねのさとでは家族、ひととしての
つながりも大事にしています。
人間で産まれた以上はひととの交流をもちながら
人間らしく生きていたいという理想があります。
わたしたちは
いろんな人生を経てこられた方々を施設でお迎えするわけです。
どんな風にここで時間を過ごされるのか、
できるだけ寄り添って支えられたらと願っています。
そしてお互いに肉体的・精神的に自立し合える関係を築きたいと願っています。
そして例え離れていても
目に見えなくとも
しっかりとつながりがある家族の絆の大事を
できるだけ多くの方々と共有したいと思っています。
ひとはつながっているのです。
5月よりオープンした五感サロンも
生きがいや楽しみのきっかけづくりを企画しているものです。
自然が美しい神戸市北区のこの地で
こどもからお年寄りの方までが集える施設として
充実させたいです。
長くなりました。
明日からは五感サロンの講座の紹介をやっていきます!
>施設長