心は、風のように・・ -8ページ目

心は、風のように・・

さわやかな 風にふかれて、
コーヒーブレイク。

春のカフェテラスで・・
夏の高原、オープンカフェで・・

流れる音楽に、はずむ 心。
そんな気持ちを、届けたい!

    「用がある時は、私の部屋に 来てね。」
スキー場のホテル内カフェで 仲良くなった、バイトの女の娘の言葉だった。

 

帰ってからも連絡をとり、ドライブに誘った。

 少し遠かったけど、彼女の家まで迎えに行った。
  どこまでも回るA12型エンジンのGX-5、


  それに、何度聴いても あきないホテル・カリフォルニアをかけ続けながら。

まだ雪もチラついていた。。

彼女の家の裏には、スキー場と違う彼女が立っていた。
 ゴージャスな毛皮のコートを身にまとい、庭には林や川が流れていた。

コートを脱ぎ捨て 車に乗り込むと、、
きれいな、まるで旧型メルセデスのようなくびれのある ボディラインが目に入ってきた。

いつものように会話をしながら、アクセルを踏み込んで車をスタートさせたが、

 

 雰囲気はいつもと違っていた。

会話はいつもより楽しくはずみ、
 景色が次々と移り変わっていった。当然、初めての場所だからかも知れない。
ホテルカリフォルニアはBGMとして鳴り続け、
 まるでトワイライトゾーンに迷い込んだかのようだった。

彼女はマドを少し開け、冷たい風を入れると、
 髪の毛が踊るようになびいていた。

夢を見ているのか? ふっとそう思ったら、
 赤信号でも いつの間にか 突き進んでいた。

 ”あっ”、とブレーキをかけて、
  道路の端に車を止めた。

 

「ごめんね?、ビックリしたでしょ?」
 「いいのよ。そんなの慣れっこ。」

相変わらずホテルカリフォルニアは鳴り続けていたが、
 まわりを見渡すと、そこは現実の世界に戻っていた。