朝晩が寒くて日中は暑い…病中の老犬には厳しいんだろうな~
退院後の血液検査の結果、数値が上がっていました。
さくらは静脈点滴でしか数値が下がらないため
①
数値が下がりきるまで入院して静脈点滴を続ける。
(入院室ではなく2畳ほどの部屋を開放します、と先生からの有難い提案)
退院して数値が悪くなったら、入院…の繰り返しになる。
1度使った点滴場所は使えなくなるので、
入退院を繰り返すと針を刺せる血管が最後にはなくなる。
②
留置針を入れて日中9:00~20:00まで毎日通院し点滴をする。
留置針なので針は刺さりっぱなしだから血管が使えなくなる事は少ない。
③自宅でケージに入れて病院のように24時間点滴をする
今後の治療方針がこの3つ。
どれもさくらの負担しかなく、これじゃ苦痛の延命でしかないと判断し、
この治療はお断りして、
飲み薬と通院での皮下点滴を1日おきと療養食での治療にしました。
最期に気持ち悪くて…の状態になったら吐き気止めの注射をして貰えば吐き気は治まるとの話しだったし辛い思いは軽減させたいと思いました。
その頃、犬の鍼灸をチナミンが申し込んでいたので
(ABチナミンは落ち込んでも行動力が伴う)
先生に聞いた所
「僕も東洋医学に興味があるの。○○病院の先生をしっているから紹介しよう」と
同じ鍼灸の病院名が先生の口から出て驚きました。

↑待合室で
で、行って来ました。
主治医からはさくらの状態の連絡が行っていました。
「もっとぐったりなのかと思ったら凄く元気だね~」と問診とツボ押し。
さくらは「陽」が強く「陰」が弱いので、胃腸がいつも暑いから痰が溜まり易く、それが全部の臓器の流れを悪くしている。
心臓も持病もあるから臓器の流れが滞っている。
「やはり腎臓と脾(消化器官)の所を嫌がるからそこにお灸をして、流れをよくするツボに針をさしましょう、西洋学の薬と同様の漢方薬も空腹時に飲んでね」と
説明と鍼灸で2時間。
先生お勧めの腎臓病の犬が食べて良い物…買いましたがオセロが好む

「末期の癌でリンパまで転移して苦しいはずなのに、
前の晩までご飯を食べて翌日眠るように逝ったワンちゃんがいてね、
僕も鍼灸をやり始めて4年なんだけど、東洋医学の不思議を感じる」と先生。

オセロも一緒に鍼灸治療…やはり腎臓が弱ってきているそうです。
前主治医に
「苦しんで死んでいきます」と言われた時のショックを未だに引きずっていて
だからこそ「苦しみが少なくなるように」「日々機嫌よく過ごせるように」と
祈りながらの介護生活です。

1週間に1度の通院。
鍼灸後5日目位から尻尾が上がるようになりました。
2回目以降も機嫌は良いし、食欲が出てきたような。(でも療養食が嫌い)
先生に教えて頂いたツボを家でも毎日マッサージしています。