この映画は、災害や病気などどんな苦しみの中でも負けないで明日を信じて生きていく人たちを応援するかのような想いが込められて製作された。
確かにパウロのように獄中であっても外にいる人たちを励ます姿、愛と救いを実践する医師のルカの姿は苦しいんだけど見ていて励みになる。
聖書に出てくる話を映画化はたくさんあるが、パウロを主人公にした映画は初公開で、ルカ役は『パッション』でイエス役を演じた役者ジム・カヴィーゼルが演じた。
クリスチャンはもちろんクリスチャンでない人もキリスト教精神がどんなものか原点に立ち返り、真理が何かを確信できる映画である。
最期に、イエス・キリストらしきみ姿の方が現れる。けして死はほろびではなく天国での再会があると信じて今日一日をせいいっぱい生きよう。