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ミンディのブログ

元NHKニュースキャスター及び民放海外リポーター。鑑定歴7年、7000人以上を鑑定。(総合職OL、医師、弁護士、公務員、国際的な芸術家や音楽家、俳優など)。企業が開催するレクチャーやセミナーの講師も行う。タロットと聖書、古神道関連の学術研究発表は世界で初めて。



この映画は、災害や病気などどんな苦しみの中でも負けないで明日を信じて生きていく人たちを応援するかのような想いが込められて製作された。
確かにパウロのように獄中であっても外にいる人たちを励ます姿、愛と救いを実践する医師のルカの姿は苦しいんだけど見ていて励みになる。

聖書に出てくる話を映画化はたくさんあるが、パウロを主人公にした映画は初公開で、ルカ役は『パッション』でイエス役を演じた役者ジム・カヴィーゼルが演じた。
クリスチャンはもちろんクリスチャンでない人もキリスト教精神がどんなものか原点に立ち返り、真理が何かを確信できる映画である。

最期に、イエス・キリストらしきみ姿の方が現れる。けして死はほろびではなく天国での再会があると信じて今日一日をせいいっぱい生きよう。
この時期、軽い精神病のクライアントさんの相談が多い。アメリカでは20世紀からカウンセリングは上流階級ならあたりまえだったが、いまだに日本ではカウンセリングの環境も整っていないし、肝心の治せるカウンセラーがいない。下手にカウンセリングや心理分析など受けると悩みが悪化し本当の鬱にしてしまうケースが実は多いことを隠しているのが現状だ。
日本では昔から人生相談みないな身の上話を聞いてもらい解決していくような駆け込み寺があった。
医学的にどーしたこーしたや心理学でどーのこーの話を聞いてかえってストレスが増えた人もたくさんいるだろう。だから日本では占い館が流行ったりする。過去の事を当たるかどうかより、今の苦しみをどう対処して未来を明るくしたいから助けをもとめて占い館へ行く人たちはたくさんいるのだ。
イタリアはカトリック教徒が多いからか教会に懺悔室があり懺悔で自分の事を話す事で自分で心理分析をしていると、初めてローマを旅したときガイドさんから聞いたことがあるし、精神病の研究も進んでいた。
歴史を調べると、中世のヨーロッパの予言者たちは医師であることも少なくない。もちろん治療は現代から考えると妙なことも記録にあるから大半が怪しい黒魔術と呼ばれていたようだ。
また近代になると心理学は哲学だけでなく医師の資格をもっていた優秀な人たち、つまりフロイトやユングが心理分析を始める。

自律神経がおかしくなると体調がくずれて、イライラや不眠症、頭痛などいわゆる神経障害の症状がでる。NHKテレビ『ごごなま』で呼吸法や軽い運動、パワースポットめぐりなどテレビでは具体的に医師が説明しているのを見た。
そこまではいいんだけど、医師やカウンセリングの資格などない人たちが、悩み相談コーナーで、そんなアドバイスしたらよけいだめじゃんと思うような発言も放送されていた。
やれやれ番組制作者が健康すぎて悩める気持ちを理解しないで投げっぱなし無責任な意見を垂れ流している。
私は健常者で本当に悩める人たち、精神の病を抱えながらもがんばって働こうと悩んだり、その家族たちのシリアスな悩みの現場を知ってる。
タロットカウンセリングは普通のカウンセリングとちがって答えをカードに描かれた絵によって導いていく。
私は10代から心理学やカウンセリングを学んできた。それらの知識は確かに役立っているが知識だけでは人を癒せないこともわかっている。
タロットが人生を豊かにするのはカードリーダーである鑑定士がいかに愛情をもってクライアントと接するかが重要だと思う。
タロットカウンセリングは具体的に絵で表して現状分析しどうすればいいのか困ってる原因をまず知らせることから解決案をだす。
私は米国タロット協会検定資格を有している。ベーシックな知識ももちろんタロット鑑定士には必要だ。
医師が血液検査をして薬を処方することに似てるような気がする。
そして治療法が3ヶ月で変わるように運命も3ヶ月ごとに変わっていく。

自律神経が乱れそうなこの時期こそ体調管理と共にメンタル管理も重要だ。

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TSUTAYAでひらずみされた書籍コーナーでこの作品を見つけた時からこの映画の公開が楽しみで初日に見てきた。
モロッコの旅のシーンが実際にモロッコでロケしたとは予想していなかったので驚いた。

私は六本木に30年近く住んでいるので、この映画に出てくるような成金さんやベンチャー企業のお金持ちさんたちの盛衰もたくさん見てきた。現実に近い、あるある、いるいると同意してしまうシーンがたくさんあった。
特に馬主さん専用ルームに招かれるていろんな人たちにも会ったから映画がドキュメンタリーに思えた。

お金についてはあえて、コメントしない。ただ、しわくちゃになった千円札をアイロンで伸ばしたり、破れた一万円札のかたわれを大切に保管するシーンが目に焼き付いた。
そう、結局、私たちは何億円よりも一万円以下の経済に踊らされてるのだと思う。だからこそ一万円以下を大切にしようと思った。