「嫉妬」というものは
本当にマイナスで
ネガティブなイメージしかありませんよね。
世の中には嫉妬心の強い人、
それほど嫉妬心を持たない人がいます。
「俺は人に嫉妬なんてしないさ」
なんて強がっている人でも、
確かに男女関係ではないかもしれませんが、
その人が関心を持っていることや、
自分がこうなりたいと切望しているようなジャンルで
自分より優れている人を見ると
心がざわつくことがあるはすです。
自分は歌がうまいと思っていて、
歌手を目指していた場合で
「あの人は歌がうまいね!」
と他の人が褒められていたり、
お笑い芸人であれば
他の芸人が「面白い!」
とみんなの爆笑をかっさらっていれば
心中穏やかではないでしょう。
たとえば、私は若い頃音楽をやっていて、
友人と2人でユニットを組んでプロを目指していました。
相方はメロディメーカーで
非常に聴きやすいJ-POPを作曲する力がありました。
しかし、それだけに
当時飛ぶように売れていた「チャゲ&飛鳥」や「B‘z」に対して
「ブタ野郎!」
とやたらと脈絡のない悪口を言っていました(笑)。
これなども嫉妬の一種だったと今は感じます。
一方、私は当時
マニアックな路線の作曲家を目指していたので
世の中でヒットしている
アーティストに嫉妬することはありませんでした。
目指す路線ではない人が
いくら成功しても
嫉妬心は発動しないという
典型的な例ですね。
男女間での嫉妬で、
「俺は嫉妬なんてしない」という人は、
相手のことをさほど好きではないのかもしれません。
嫉妬は「好き度」のバロメーターでもあり、
「嫉妬してくれると嬉しい」なんて女性もいます。
人間、マジで人を深く好きになった場合、
相手がちょっとでも他の異性と仲良くすると
どうしても嫉妬の炎で
居ても立ってもいられなくなるものです。
嫉妬の経験がないという人は、
相手を好きになるより
きっと自分のことが好きということでしょう。
さて、しかしこの嫉妬というものは
嫉妬する方も地獄のように苦しいものですし、
嫉妬される方も先に述べたように
自分が好きな相手以外の人から嫉妬された場合は、
なんだか取り憑かれたようで
嫌な気分になります。
今つらつら書いている私も
実は非常に嫉妬深い方でした。
嫉妬深いというのは、
愛情が深いという証拠なんですが、
これが度を越したものに発展すると
ストーカー殺人にまで到ってしまうので恐いですね。
愛し合った者同士が
多少の嫉妬をするくらいであれば、
付き合いにちょっとしたスパイスとなって
良いかもしれませんが、
ストーカーのように
一方通行で好き過ぎてしまうような嫉妬は
本人にとっても非常に苦しく悲しく
切ない現象となります。
私自身が非常に愛情深い方で
「求不得苦」(求めても得られない苦しみ)の経験が
豊富だったので(笑)、
この「嫉妬」を克服するにはどうすれば良いのかを
徹底的に自分の心理をリサーチして
研究してきました。
嫉妬は
はっきり言えば自信のなさの裏返しの現象です。
結論から言うと、
他人に左右されないような
自分の中での自信が確立されると、
嫉妬心はかなり少なくなります。
これは「主観力」を鍛えることで
かなり効果があります。
コツとしては、
やはりここでも
「人は人」「自分は自分」と、
分けて考えることが大事ですね。
また、一般に
女性の方が嫉妬深い
というイメージがありますが、
男性は人生の主な関心事が仕事にあるので、
人生の一部と考えている
「女性との付き合い」よりも、
人生の柱となっている
仕事面で
嫉妬心が発動することが多いです。
「男の嫉妬は嫌~ね。」
と、女性からはよく聴く話ですが、
営業職の男性が、同じ会社の別の営業マンに成績を越されたり、
自分が成約できなかったクライアントを
他の誰かが成約してしまった場合は
嫉妬心が芽生えます。
会社だと、同期が自分より先に出世したりすると
メラメラする心理が男性にはあるようです。
この男性の嫉妬心を
うまく自分の力に変えることができる人には、
嫉妬も非常に役に立つガソリンと言えるでしょう。
長嶋茂雄さんに対してライバル心を燃やし、
劣等感をバネにした野村克也さんも
典型的な嫉妬を燃料にした成功例でしょう。
「人は人、自分は自分」
を当てはめて見ると
野村克也さんは
「長嶋茂雄は太陽、俺は月見草だ。」
と言っていましたので、
けして太陽になろうとしたのではなく、
月見草であるのが自分流として
「自分の良さ」を
最大限に発揮したということですね。
女性なら、嫉妬心を活かして
「可愛らしさ」を上手に演じることができれば、
男性の心はグゥーっと魅力を感じてきます。
ドロドロした嫉妬マインドですとダメです。
男は逃げていきます。
ですから、嫉妬も使いようでかなりの燃料になります。
また、先に述べたように、
嫉妬と自信は非常に深い関係があります。
本当に自信がある人は、相手や他人に左右されません。
たとえば、付き合っている女性が
他の男に取られた場合、
普通なら
「俺よりもあんなやつのどこがいいんだ!チクショー!」
となりますが、
自信が究極につくと
「俺の魅力が理解できなくて他に行ったか。
しょせんそこまでの女だったわけだな。」
という感じになります。
良い意味で
どっしりと自己中心的になるわけです(笑)。
ここまで思いこむには
けっこう心の鍛錬が必要ですし(笑)、
客観的に見たら負け惜しみにもとれなくはないですが、
本人が確信を持っているなら
誰の迷惑にもなりませんし、
本人の心が揺るがないので
なんら問題ないわけですよね。
嫉妬に苦しむ自分であったら、
主観で構わないので
誰にも左右されない本当の自信をつけることに
意識を集中しましょう。