2004年に初めて子供を出産。

それが、ムスメの愛亜(えあ)で

この、アメブロのアイコンにもなってる写真の、ムスメ。

 

彼女が生まれたことで

私は母親になって

これまで母親として生きてくることができた。

 

妊娠した時

私は絶対に女の子が欲しくて

先生に確認するのが怖かった。

 

だけど、

聞こうか悩んでたら、先生に女の子ですね〜って言われて

すごく嬉しかったんだ。

 

めちゃくちゃお腹の中で動いてた彼女は

女の子なのにめちゃくちゃ動きますね〜っていつも言われ

お腹の中で踊ってるみたいだった。w

 

逆子で

いろんなこと試して、絶対に自然分娩するって決めてたのに

最後まで治らなくて

本当に頑固なお子さんですねって言われたり

男の子かもしれないですと言われるくらい動き回ってて

今思うと生まれて来てからもそのままなのかもしれないけどw

 

ムスメの出産を機に韓国のスタジオで撮影した写真がきっかけで

ライフスタジオを日本で展開することになって

 

スタジオオープンのときは、ムスメを韓国の妹の家に預けて仕事をしてた。

 

今みたいに携帯はスマホじゃないし

まだまだ国際電話は簡単にできるような環境じゃなかったけど

ムスメは小さいから、まだそんなにわからないんだけど

時々、パソコンのメッセンジャーで電話をすると

ママ――って泣いてた。

 

だから電話しないようにしたりして

仕事に集中して

スタジオがオープンした時

いろんな家族の写真を見て本当に早くムスメの写真を撮ってあげたいなと思ってた。

 

オープン後1ヶ月経って

ムスメが帰国して

青山店で撮影してもらった時、本当になんとも言えない気持ちになった。

 

子供の写真って本当に宝物。

 

大きくなった今だからこそ思う、今まで以上に。

 

そんなムスメも今は19歳になって

高校からカナダに留学して

去年の8月に卒業して日本に帰ってきた。

 

一緒に仕事をすることなんて無いと思ってたのに

スタジオで1年仕事したいと言ってくれて

私はそれが本当に嬉しかった。

 

ムスメが大きくなった時に

本当に私は、この仕事を誇りに思っている姿をムスメに見てほしくてがんばってきたから

本当に長い時間こうしてスタジオができていることが

嬉しかったんだよな。

 

だけど、

ムスメが帰ってきてからここまで

想像してなかったほど状況は一変して

ムスメはスタジオのこと考えるとすごく苦しくなるくらい

いろんな重荷を背負わせたのかもしれない。

 

それを

少しずつ向き合って会話してきて

今やっとわたし自身、ムスメに向き合って思っていることを話せるようになった。

 

執着とか全部手放して

本当に私の人生と

ムスメの人生に

このスタジオがどんな役割として存在するのかなって

今は不安や焦りよりも

できることを精一杯やってみようという感覚。

 

怖さがないと言った嘘になるけど

いま、オフシーズンで

金額も上がったから2月はがらーんと予約が少なく

 

だけどこの期間に

本当にこれからのことをしっかり考えて

選択していこうと思う。

 

とても大切で大好きな空間だからこそ

なにか道があるのではないかなーーと

いろんな思いが駆け巡る。

 

もっともっと

たくさんのアイディアが

きっと浮かんできたり

 

だれかが手を差し伸べてくれたり

 

誰かがやる気になったり

 

何かが変化していく瞬間を

私自身が生み出していけたらいいな。