電鉄富山駅から90分、のんびり揺られると宇奈月温泉駅に到着します。
 
台風接近で早め移動したので、宿のチェックインまで時間があります。水戸岡ファンとしては、こちらも見逃せません。
 
駅の足湯「くろなぎ」
 
駅の改札内でも、改札外からでも無料で楽しめる足湯です。無人なので、タオルは持参する必要あり。
 
 
ローカル線は、待ち時間も多いため、足湯との相性はとても良い気がします。足湯しながら、富山地方鉄道と黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)の両方が行き交うのを見られるのです。みどりは、トロッコ電車の接続や切り離しの音が珍しいらしい(笑)。「トロッコ電車、小さくない?」などとわいわい喋りながら電車を眺めていると、15-20分はすぐたってしまいます。電車移動が続くとむくみやすいですし、これは嬉しい。気温が低めだったので、足湯向けのお天気でした。
 
泊まったのはこちら。
 
予約サイトから「電車の見える和室」プランをチョイスしたのですが、本当に電車が満喫できるお部屋です。先ほどの足湯のすぐ向かいですが、高さがあるので、駅を一望出来ます
。 
左手が富山地方鉄道、奥に並ぶのは黒部峡谷鉄道のトロッコ電車。改札はぐるりとまわる必要があるものの、両社は並んでいますので、どちらもよく見える!これは贅沢な景色です。見る鉄さんは、一日中窓辺に座っていたいかも。
 
 
お部屋以外の設備も、予想外に良くて。全体的に、シンプルでよく目配りされている気持ちの良い宿でした。
 
①1Fのカフェは、館内からアクセス可能。お天気(台風)の心配をしながらですので、街歩きはやめてちょこっと気分を変えるにはぴったり。
コーヒーやブルーシールアイスを頂きながらの足湯が可能です。温泉xお酒までいかなくても、ちょこっと飲食出来るのは楽しいですね。
 
②温泉はアメニティも充実
日帰り温泉にも対応しているので、クシや基礎化粧品なども一通り置いてありました。高級ではないけれど、必要なものは揃っている印象。リゾート系ではなく、荷物を最小限にしている登山の帰りに嬉しい系。
 
温泉フロアーには、ちょっとした待ち合わせスペースもあり、助かります。日帰りの方はもちろん、宿泊者もお部屋の鍵が一つなので。同じ場所に、クーラーで冷えたお水も用意されています。中学生男子みどりは、瓶コーラの販売機に反応(笑)。これ、比較的新しい機械ですよね。瓶ジュースは200mlなので、お風呂あがりに手頃なサイズなんです。みどりは、瓶コーラは飲んだことがあるからと、ファンタグレープにトライしていました。オレンジやスプライトもあり、ひとしきり盛り上がりました(笑)。
 
その他フロント前には、一般的な飲み物の自販機と、カップめんやスナックの買える機械もあり。地元商店は早仕舞いなので、これは嬉しいサービス。我が家は持ち込みでしたけど、似たようなニーズの方が、比較的多く泊まるのかもしれません。豪華な温泉旅館が良いなら、他に周囲にたくさんあるので。お部屋には、使いやすい湯沸かしポットも完備。
 
③宿泊者はWi-Fiあり
事前情報では、Wi-Fi無しとなっていて親子で「えーーーっ」となりましたが(笑)、宿泊者用のWi-Fiありました。すごく高速ということではないですが、台風情報を調べるには充分。まあ、宿泊客が多いとスピード落ちるのは、ビジネスホテルでよく経験すること。ビジネスで高速インターネットが必要な方は、持参がいいかも。
 
テレビももちろんありました。チャンネルわからないー!と言いながら3chのNHK総合を探し当てるみどり。富山県の天気予報がありがたかった~。
 
 
◆ひとこと
宇奈月温泉は、程よい温度の源泉かけながし。フィール宇奈月のお湯は、下町の銭湯に慣れているとちょっとぬるいかなと思ったのですが、実はカーッとしなくてかつ冷めない。これ、身体に優しくてやみつきかも。ハードなスケジュールと台風の気圧差、めまぐるしい気温差にも耐えられたのは、この温泉効果もありましたねー。中学生男子みどり、台風の風の音にも気づかず熟睡でしたから、その効果は折り紙つきです(笑)。
 
わかばの今回の旅のハイライトの一つは、この宇奈月温泉の源泉かけながしで、ゆっくりお湯につかれたことですね~。ふだんどうしても「あれやって、これやって」と頭の中が、常に忙しいので。また、家族の成長に伴い、子どもを部屋に残して、自分だけもう一度入るということが出来るようになったのも大きいです。