勝間和代さんの新著「やせる!」を読みました。
ここ3年の中では、一番好きな勝間本です。

発売前に、表紙の画像なども勝間コミュニティーで拝見していたので、
リアル書店での雰囲気を見たいなーと思い、書店での購入。
新書売り場に、いいかんじで2列に積んでありました。

光文社らしく、参考書はみっちり紹介。
でも、新書らしく、写真も豊富。
新書らしい軽さもありつつ、中身は濃いです。

ここまでみっちりロジックが組み立てられて、がっつり学び系な勝間本は久しぶりですね。
Google化の衝撃に近いです。

勝間さんの事なので、綿密な位置づけがあると思いますが、

「勉強本×健康」

みたいな感じですかね。
間違いなく勉強本、でも、「仕事やお金にこだわりすぎたのでは?」
という異色の提案が満載です。
ある意味、これが発売から5年たった2012年版、「Google化」なのかもしれません。

私はこれでやせた、的な単なる体験談ではなく、
再現性のあるフレームワークに落とし込むのは、勝間さんの得意分野。
ただ、これまでの勉強本は、勝間さんの圧倒的な得意分野でしたが、
題材の「料理」は、勝間さんには新しい分野。
料理研究家や、医師ではないというところが、
変にしがらみもなく、またユーザー目線、市民目線になっていると思います。


「食生活、運動、時間管理」 というフレームワーク、
勝間さんらしいな、と感じました。
詳しくは、ぜひ本書をお読みいただければと思いますが、
「健康的な食事や運動の時間をとるには、働きすぎではいけない」
と、ご専門のワークライフバランスにもつながる展開。なかなか深いです。

光文社を好むようなビジネスパーソンに、
ぜひ読んでいただきたいな、と思います。


参考書が魅力的です。
すでに読んだものも5-6冊あるのですが、おや、と思う本も。
積読が増えそうで恐怖・・・(笑)。

また、この本の内容についてですが、実はすでにわかば、一部を実践中。
本文中に紹介されている、みそ汁上手も持ってます♪

確かに、「まごわやさしい」系の食事にしたら、すとんと体脂肪が減りました。
メールマガジンにも、Wさんとして登場しております。

「糖質制限というのは、単なる糖質ではなくて、精製された糖質を減らすということ」
というフレームワークも、個人的には衝撃でした。
言われてみれば、納得の内容なのですが、そのように言っている人はいません。
とにかく、勝間さんの素晴らしいディープスマート力が炸裂している本です。

わかばが勝間本で一番繰り返し読み直しているのは、「Google化」「目立つ力」「やればできる」あたり。この「やせる!」も、手元において繰り返し読んで、参考書を読んで、実践していく本になると思います。