天上絵師KAWAZO旧ブログ -74ページ目

宝船で旅立つ

こんにちは。


10日に永眠した義母の葬儀告別式が、本日無事に終了いたしました。

義母と言っても、93歳。
主人は義母36歳の時の子どもですから、大正生まれの人にしては高齢出産です。
それだけでなく、義母はかなり、ハイカラな方でした。

なにしろ、生まれが、アメリカ合衆国カリフォルニア州です。

かつて、この地方は繊維業で財を成した人が続々とアメリカやブラジルへ移民した時期があります。
義母の一家も、そうして移民した家族の一つだったようです。
一面のトウモロコシ畑の中に立つ、白いフリルのついた帽子をかぶった3歳くらいの女の子。
当時の義母の写真。

その後日本へ帰国し、持ち帰った財産で大きな土地を購入し、田畑を作って暮らしたそうです。

7年前に無くなった義父とは、当時まだ珍しい恋愛結婚だったとか。



今朝、主人が布団の中で号泣で目覚めました。
三人兄弟の末っ子で、母親っこだったので、無理ないな…と思ったのですが。

号泣の理由が、亡くなった悲しみでは、ありませんでした。

「あまりに幸せで泣けて泣けて」
と。

よく話を聞いてみると。


夢で、非常に豪華で美しい宝船に乗った七福神が現れたそうです。
そこから、弁天様が降りてきて、義母を舟に導いていったと。

舟に乗った義母は、満面の笑みで、とても楽しそうで、嬉しそうで、手を振っていたそうです。

義母を乗せて、宝船は雲の上へ。

その光景が嬉しくてたまらずの大号泣だった…と。



確かに、晩年はいささか辛い日が多かった義母です。
93歳の大往生。
悲しみで見送るよりは、晴れやかに見送ってあげた方が、ふさわしい。


長らくお疲れ様でした。
ゆっくりお休みください。