今日は、赤ちゃんあるあるシリーズ。

 

 

どうしてこうなっちゃうんだろう?

これって意味あるの??

 

 

そんなちょっと「??」と感じる行動について

運動発達の視点から、赤ちゃんの理解につながるヒントをお伝えしていきます。

 

 

無流メール講座にご登録いただいたママから

こんなご質問をいただきました。

 

 

「腹這いで前に進めなくて、後ずさりします・・・」

 

 

 

 

「あのおもちゃが欲しい!触りたい!」
そう思って前に進もうとするけど

 

 

本人の意思に反して

体が後ろにさがっちゃう。

 

 

目の前のおもちゃは

どんどん遠のいていくし

 

 

挙句の果てには

テーブルの下や隙間に入り込んで

出られなくなっちゃった(泣)

 

 

赤ちゃんのこんな可愛らしい光景

目にされたことありませんか?

 

 

ちがう!ちがう!

前に行きたいのに後ろにさがっちゃう!!どうして~!!

 

 

今にも、そんな心の叫びが聞こえてきそう。

本人はもどかしい思いをしているのかもしれませんね。

 

 

「前に進みたいのに後ずさりしてしまう」

この現象、一体、どうして起こるんでしょうか?

 

 

 

 

要因のひとつがこれ。

発達の順序性が起こす現象なんです。

 

 

赤ちゃんの運動発達には、

一定の方向性や順序性があります。

 

 

そのひとつが

「上から下へ」という法則です。

 

 

目で物を追えるようになると、やがて首がすわり、

寝返りやハイハイ、おすわりができるようになって

最後は、立って歩くようになります。

 

 

赤ちゃんは、こんな風に

「目→首→腕→腰→脚」という順番で

上から下へ発達するという決まりがあるんです。

 

 

なので、

 

 

脚の力がまだ未熟なうちは、

両手を突っ張らせてからだを持ち上げると

 

 

手の力だけで

ずりずりと後ろに下がってしまうんですね。

 

 

 

 

 

脚の力がだんだんついてきて

重心を前に移動できるようになると

 

 

やがて、おへそをついたまま前に進む

腹這い運動につながっていきます。

 

 

それまでは、こんな風に後ずさりしたり

お腹を中心にくるくる回って移動したり

 

 

自分で試行錯誤しながら

体の使い方を学んでいるということです。

 

 

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赤ちゃんはいつも

新しいことに挑戦している真っ最中。

 

 

赤ちゃんの行動には

必ず発達の意味が隠れています。

 

 

ひとつの運動をとってみても

ステップがあるんですね。

 

 

ということで

 

 

後ずさりは、腹這いする前にみられる

自然な動きのひとつなので

むしろ十分に体験させてあげてくださいね。

 

 

 

 

そうはいっても

一向に前に進む気配がないなぁ?

という時には

 

 

赤ちゃんが「自分で」動けるようになる

ちょっとしたお手伝いが有効かもしれません。

 

 

例えば、

 

しっかり左右に体重を乗せかえて

重心を前に移動できるように

 

 

片手ずつぐーーーっと前に伸ばして

おもちゃにタッチしたり

 

 

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股関節をしっかり動かして

脚を交互に動かす感覚をいれたり

 

 

足裏、足指のマッサージで

感覚を高めたり

 

 

 

 

ワニさんのようにクネクネした動きをスムーズに引き出せるように

寝返り運動を再トレーニングしたり

 

 

 

 

他にもポイントがいくつかあるんですが

 

 

こんな風に遊びながら、

正しい体の使い方を伝えることで

 

 

動けるイメージがつかめるので

ぽんっとスイッチが入ることがありますよ^^

 

 

 

赤ちゃんは

動いて、感じて、学ぶ存在。

 

 

赤ちゃんが見せる不思議な動きやしぐさ。

 

 

我が子の場合はどうなんだろう?

もっと具体的なサポートが知りたいという方は

ぜひ、遊びにいらしてくださいね♪



 

 

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