minatonomiのブログ

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人間としてまともな人かどうかを見抜くコツってないかなぁ。
一見まともな人、優しそうな人に見えて、全然中身が無い人や無関心な人っているからね。
期待しないことが大事なのかね。
しかし、尊敬されない人ってダメだね。


楽天が優勝した。

引き立て役に徹した星野さん、素晴らしい監督だ。

”熱い魂”だけでなく、”下の世代を許す”ことを知っているとつくづく感じた。

それらがかみ合って、選手は星野監督に引き寄せられる・・・まさに理想のチームだ。


誰しもが、下の扱いを知っている、そんな上司の下で働きたいもの。

星野監督は66歳、民間だとリタイアされている歳だ。

これまで日本を引っ張ってきた、いわばスーパースターを数多く排出した世代。

しかし、同時に「まだその世代が頑張っているのか!その下はどうした?」と思うことがしばしば。

その少し下の世代、今の上司たちがどうも物足りない。

数十人の若手から中堅に、会社の上司、他の部門の上司の話を聞いてみた。

すると、あてにならない上司が増えている、という意見がほぼ全員から聞かれた。

上司の個性や社風などで差はあるが、”団塊世代より上の評価の方が明らかに高い”のが実状だ。


あてにならない、とはどういうことか?

それは、”部下との信頼関係が以前より薄くなった”、と捉えていい。

上の信頼関係を構築する方法に問題があったり、コミュニケーション能力に欠けていたり、

プライドが高すぎて下の意見を聞けない、下をゆるす度量がない、、、などさまざまだ。

それを一言であらわす言葉が、「空気が読めない上司が多くなった」だ。

確かに、「若い世代は酒を飲まなくなったからコミュニケーションがとれない」という、

上から目線で一方的なことをいう人が多くみられる。

空気が読めない=考えの背景が全く違いますね、ということ。

若い人からしてみれば、それもそうだろう。

就職活動という仕事のスタートがあまりに違いすぎる。

就活は仕事への考え方を一番最初に養わせる時期。

ひよこが卵からかえり最初に見たものを親と思う、というに近いくらい、

仕事への考え方を構築する大事な時期だ。

そんな大事な時期を、各世代はどうすごしてきたか?


氷河期世代は、バブルがはじけた後の就職活動を経験してきた。

自分の能力とは別次元で、採用をとりやめる会社がでてきたり、会社が倒産したり・・・。

就活中、頭を下げてあちらこちらで自己アピールし、選んでもらえることを願う。

その結果、最初に刷り込まれることは、「頑張らなきゃ切られる、とにかく頑張ろう!」だ。

この固定概念を掴まされた上で、理不尽なことに、

中身より表現力が勝つものなんだな~、と学ぶこともある。

清く美しい努力だけではダメなんだと思い知らされる。

上の世代は立てなければいけないし、自分の経験は下の世代にさせないようにしたい。

それが苦労させられた世代の切なる思いだ。


そんな姿を上から見てきたしらけ世代、バブル世代はどうだろう?

会社は来てくれとお願いしてくる、接待までされる学生がいた世代だ。

「どんな世界なんだろう!」、「次はなんだろう!」と夢を膨らまし、

会社の就職担当を上から目線で評価する会話が飛び交うこともあった。

就活中は会社がアピールしてくるので、自分はそこから選ぶというベースがあり、

スーパースター世代が夢までも用意してくれる・・・良い時代だ。

その結果、夢を用意してくれる上ばかりをみるようになり、常に上司との関係を重視してきた。

しらけ世代はそうじゃないという人もいる。

この世代は、自分のこと以外は関心が薄いことで、社会的に問題視された世代。

団塊世代からの移行期で、主張しなくても社会にはまることが許されたことがベースにある。

両世代に共通することは、下の世代への興味が薄いことだ。


世代のギャップがある。

就活中に養った概念は、会社に入ってからさまざま場面で変形させられる。

形は変わるが、消えることはない。

その結果として、空気が読めない、という言葉がでてきた。

これは、埋まらないギャップがあることをさす。


「なぜ俺から下に行かなければいけないんだ。おまえ(下)から来い」

と言っているしらけ世代、バブル世代がいたら、氷河期世代は

「自分から動いてアピールすることを知らない人たちか」と思うだろう。

仁義をきる場面で傍観者の振る舞いをするしらけ世代をみれば、

氷河期世代は「あの人は、また他人事か。信頼関係とは程遠い」と思うだろう。


しらけ世代やバブル世代を批判するように書いたが、その理由は結果にある。

この世代が社会を動かすようになって、もうずいぶん時間が経った。

しかし、日本は経済が停滞して景気が悪い、これが結果だ。

これは、氷河期世代が作り上げた結果ではない。

スーパースター世代(団塊世代や焼け跡世代)が自分たちの苦労を糧に、

しらけ世代やバブル世代を育ててきた。

それを受けた世代が、かつてのスーパースター世代のように下の世代に夢を用意する実力は無い。

事実、バブル時の夢ある経験は、ほんの一部しか下に与えることができなていない。


”上に扱われることに慣れ、下の扱い方を知らない”今の上司たち、

もう一度、今目の前にある世代のギャップをみつめなおして欲しい。

一人でも多くの上司が、世代のギャップを理解し、団塊世代や焼け跡世代の部下への対応を思いだし、

今の固定概念に新しいものを加えて、良い日本の社会を作ってくれることを祈りたい。