2019年5月12日に遅ればせながら、観に行ってきました。
JJとリンジー・ウェバーがプロデューサーというだけあって、
元々は、クローバーフィールドの4作目ではないか?
と言われていたこの映画ですが完全にクローバーフィールドとは切り離された作品とJJはインタビューで語っていたようです。
自分的評価は
★★★★☆(4)
星4点です!
JJプロデュースらしさみたいなのがMAXです!
JJの映画って基本的に説教臭くない所が良いと思っていて、
(逆に、ジョージ・A・ロメロなどの説教も大好き)
発生した事象によって何をお客さんに伝えたいのかとか、
現実世界に置き換えた時の反戦などをテーマにした作品ですとか、
もう全くそんな事考えてない(考えなくて良いと信念がありそうな)形で作っている作品でした。
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/_/ ここからネタバレ含みます注意!!
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おそらく一番魅せたかったのはアクションシーンで、冒頭部分のパラシュート降下と電波塔もとい、研究施設を爆破してダッシュで逃げるシーン両方のワンカットだったのでは無いかと思います。
長尺のアクションシーンでのワンカットはある意味、
悪夢の始まりと悪夢からの脱出を描いているような気がします。
ジュリアス・エイヴァリー監督の作品を観たのが初めてなので、
あれですが、割と長回しのワンカットで映像を取るのが得意な監督なのかもしれないですね。
また、所謂ゾンビものって最悪の結末を迎えるか、
無事脱出したのに悪夢は永遠と終わらない・・・みたいな演出
後は、結局伏線部分があったせいで後々世界が大変なことになるかも?
みたいなのが多いですが
今回の映画に関しては、
■腹から何か挿入されていた友人に変化が起きそうな気配がまったくない。
■電波塔を爆破した事で救援に来てくれた兵士(のトップ)が研究していたものを奪取する様な気配も見せない
■ラストでは、主人公、ヒロイン、何か液体を腹から入れられていた友人と最後の方で子供と友情を深めていった兵士が残るという大団円・・・・
とかなりスッキリと終わる感じ。
ここらへんがJJっぽいなとも思いました。次はクローバーフィールド4作目を仕込んでいるとの事なので早く公開してほしい限りでございます。
しかし主役のエドのヒーロー感は最終的にはカタルシスに持っていけるものの
序盤の殺せないでミスった話や、
ドイツの将軍に強姦されそうになっている所だったり、
拷問している所を止めて怒られたり、
ポールを救うための行動を頑なに進言したりなど
なんというかお客さん的には
イライラが溜まる描写も結構あったかもと若干思い返したりもしました。
まぁ何はともあれ面白かったので満足です。配信で来たらもう一回観るかもね!
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