「○○、
何組だったかなあ?
誰かと付き合ってるんだってさー」

「ふーん?」

「えーっ?!何その反応!」

「別に興味なーい」




興味がないだと?
その逆だよ。
むちゃくちゃ興味ある




手紙《メール遅れてごめん、今日デートだった》



何?このメール。



「良かったね。メール遅れて送られてきたのが、コレ…?」



これは現実、みたいだね。



手紙《デートか、いいね。》


―――…送信中




本当わさ。



自慢?こっちは辛いんだけど。



なーんて言いたいけどさ。強がっちゃった。





手紙《ありがと》






あれ…?
可笑しいな……
キミが嬉しいと












自分も嬉しいはずなんだけどな









\end/







キミが喜ぶと嬉しい。
キミが怒ると心配。
キミが哀しむと辛い。
キミが楽しいと笑顔になる。


好きって気持ちは、
素晴らしくて
すっっっごくて
胸が痛くて
怖くて不安で

とにかくその気持ちは素晴らしいの。


どんなに気持ちをおさえたって溢れ出してしまう。


帰り道。
キミとよく会う。

でもキミは


スキナヒト


の話をしてた。


その時は何だろうって思った。



この胸の痛さに。




叶わないと知ってても
1%ぐらいキミの隣に居れるコトを期待してる。



――――…ほら。
また勝手にキミを、目で追ってしまうんだ。




\end/