いまの「選挙情勢調査」、バイアスだらけで、かなりあてにはならないとは思っています。
調査の仕方がいい加減で、調査対象に信頼性がないですし・・・。
携帯の番号に、無作為にかけて調査していますが、携帯電話、いま、小学生でも持っています。
機械音声による自動アンケートですし、回答は自己申告。小学生や中学生が答えている可能性は否定できません。
性別、年齢、居住地域をまともに答えていない可能性も否定できません。
だって・・・見ず知らずの電話番号からの電話、出ますか?
応答するというだけでも、ハードル高いし・・・最後まで答えるなんて・・・。
このような調査の結果が、いわゆる「選挙情勢」です。
ところが・・・さらに、ここに「曲者」が登場します。
「この結果にインターネット調査や取材による情勢判断を加えて最終的な予測議席数とした。」との記述。
ここの「情勢判断を加えて」、調査業界では専ら次のような意味合いに捉えます。
「我々の判断で、書き換えました」
ちなみ、昔から世論調査の結果と最終結果が異なると問題視されてますけど・・・・
当たり前ですって、書き換えているのだから。
さて、書き換えは、いわゆる「専門家」が行います。
「専門家」の予測には、心理学でいうところのアンカリング効果が如実に現れます。
提示された数値や情報が基準点(アンカー)となり、その後の判断がそれらに囚われる心理現象です。
「専門家」による為替の予測、株価の予測が外れるのは、このことに起因するともいわれています。
さて、政治評論家の田崎史郎氏のコメントは興味深いものでした。
いわく。
選挙戦中盤から終盤に向かうに従い、自民党への支持が広がっているという情勢調査の報道が優勢で、さらに今週月曜日、「与党が300議席を超す」という朝日新聞による報道が、その流れに更なる勢いをつけているように思う。
私の考えとしては、これらの「いわゆる情勢調査」の報道は、むしろアンカリング効果の結果ではないかと考え得ています。
当初の流れから逸脱できないから、調査結果(これ自体、いいかげんですけど)を「調整」して、結果として今の方向性に加速させている・・・可能性はあるかも・・・しれません。
ま、わかりませんけど。
少なくとも告示前後の政党支持率をみると、自民党は前回から大差ないですか圧勝するという可能性は低いのではないでしょうか。公明党の支持がなくなったことを考えれば、よくて現状維持という可能性の方が高いようには想定されます。
旧公明と立憲民主党の惨敗という可能性も低いのではないでしょうか。支持率は大差ないですし、現在が結構底のところに来ていると思いますから。
いずれにしても、ま、わかりませんけど。