お義母さんは このところ症状も落ち着いていますので

妻の大変さも少なくて済んでいますが、

また症状が酷くなると大変になってくるなと思っています。

 

妻は自分でうつ病を経験して、お義母さんの気持ちがわかるといいます。

でも、気持ちがわかるだけではサポートはなかなか難しいです。

 

うつ病が治ったといっても、

どこか精神的に引っ張られ易い要素は残っているように思います。

気持ちがわかるからこそ同調しやすいとでもいうのでしょうかね?

 

だから、妻と同じような方が今度はサポート側にまわるというときには

より自分自身が影響を受けないように注意する必要があると思いますので、

もしその状況になってしまったときは本当に気を付けてほしいと思います。

 

これは関心を持っている方、真剣に考えている方に向けて書いています。

 

 

 

高齢者になってくると、何かをしようという意欲がより薄くなるように思います。

それと不安感や緊張、よくわからない体の不調もなかなか晴れません。

反応自体も薄いので、なかなか掴みにくいというか他人事というか。

そういったところは妻とは同じ感覚では見れないなと個人的には感じました。

 

それから、

 

妻の場合でも 何かをしよう、したいという意欲の減退は多々ありましたけど

それでもどこかに治りたい。治したいという気持ちは持っていましたし、

何かを出来るようになりたい。やりたいという意欲的なものを

こちらとしても感じられたんですね。

 

娘も 小学校~高校までの期間でしたから、

母親としてしてあげたい。という気持ちがやはりありますからね。

自分でなんとかしたいという思いがあったのだろうと思います。

 

だから、そういったなんとかしたい。良くなりたい。という気持ちを

持ち上げて、引っ張って。ということを こちらとしては出来たりするのですが、

 

お義母さんには、そのなんとかしたいという意思のようなのもが

あまり表だってはみえてきませんでしたので、

何に対しても消極的、他人事なお義母さんに

妻もついついイラ立って感情的になってしまうようで

上手な付き合い方が出来ていませんでしたね。

家に帰ってきては毎回よく自己嫌悪というか落ち込んでいました。

 

 

ひとつ。

 

あまり本題から入ってしまうと

「いらない。やらない。出来ない。わからない。」

という返事しか返ってこないことが多くなります。

 

不安や緊張を少し和らげてから本題へ。

こちらの話を聞いてほしいときほど、その余裕を持つことは大事だと思います。

 

お義母さんも和らげるとちゃんと笑ってくれます。