うつ病は目に見えないからわからない。

 

なんて言われますが、

一緒に暮らしながらずっと見てきていると大体わかります。

 

うつ病を経験していないとわからないことはわかりませんが、

 

今調子が良いのか悪いのか。

精神状態はどうなのか。

 

目、表情、様子、受け答えなどからでも 今の状態がどうなのか察することは出来ます。

 

何日か後には調子を崩しそう。

何日か後には上向き加減になって安定してきそうだ。

寛解して、だいぶ薬が抜けてきたな。

 

そういうのだって状態を見ただけでわかってきます。

 

よく読ませて頂いている同じ支える側のブロガーさん達も

日々よく見ていて、その日の状態を把握している方も多いです。

 

今日は元気がなさそうだ。ちょっと疲れていそうだ。

何かにイライラしているね。

 

そういうのだっていいわけです。

 

 

 

例えば1つの案として 可視化 することだって出来ます。

 

長期治療になってくると停滞する時期が長くなるので

自分や相手が良くなっているのか先へ進んでいるのかよくわからなくなってきます。

そのわからない状態が不安を煽って悪循環になってしまう場合もあるかもしれません。

 

先月は調子が良いと感じる日は何日ありましたか?

先々月は何日ありましたか?

今月はどうでしょうか?

 

毎日の体調や状態を記録するとなるととても大変になるので、

 

調子の良かった日。

大きく調子を崩してしまった日。

 

それだけでも何か記録として残しておけば

目に見えるものとして毎月のバロメーターを後から見返すことが出来たり

自分や相手がどういう状態でいるのか簡単に把握することも出来ます。

 

月を追うごとに調子の良い日が少しずつ増えているのなら

自分または相手が上向き加減であるのがわかります。

 

逆に下降線であるのなら、気を付ける意識付けの目安にもなります。

 

大きく調子を崩してしまった日。

きっかけとなる何かがあっただろうか?

 

何か思い当たる節があるようであれば、

自分、相手が何に影響を受けやすく何に気を付ける必要があるのか見えやすくなります。

 

例えば、

 

うちの妻は、こういったことに影響を受けやすい。

こういうことをしてしまうとあまり良い事にはならない。

 

そういうことを目に見えて把握できていれば

次にまた同じ状況になったときの予防を意識しておくことが出来ます。

 

何度も同じことを繰り返してしまうのはお互いに心が折れます。

 

そうならないために何か工夫を。

 

大掛かりではなく、自分でも出来るちょっとしたものを何か。

そういうものはあってもよいかなと個人的には思います。