支える側も大変だから

お互いの両親や周りに協力を仰いで

出来る限り自分の負担を分散してサポートしていきましょう。

 

ってありますね。

 

支える側も自分1人では大変だし

1人ではサポートしきれない部分もあるでしょうから

『周りの人と協力して』 ということは大事かもしれません。

 

ただ、何でも自分以外の第三者に協力を得ていくことばかりが良い訳でもないし

そういった人が周りにいる方もいれば、いない方だっています。

逆に周りには伏せておいたほうが良いという場合もありますよね。

 

周りの人に協力を得るにしても

注意したほうがよいのではないか? と思うことは、

 

うつ病を抱えている本人との直接的な窓口は、

支えている家族の方1人に決めておいたほうが良いのではないかと思いますし、

周りで協力して頂ける方にもそれを守ってもらえるように

約束はとりつけておいたほうが良いのではないかと思います。

 

家族といえど、人によってうつ病の捉え方はたぶん違うでしょうし

同じような理解が出来るわけではないので

それぞれ個々の考えでバラバラな接し方をされてしまうと

ひとつのことが統一されずグチャグチャになってしまう可能性があると思います。

 

本人のうつ病があまり良くなっていない時期に

頭の中の整理もつかない、心もグチャグチャな状態であるのに

色々な人からバラバラなことを押し付けられてしまったら、

余計に混乱して自分がどうしたらよいのかわからなくなってしまい

サポートしようとしている側が良かれと思ってやっていることが

悪影響にしかならなくなってしまうかもしれません。

 

それから、

一番身近で支えている方にも自分の考えがあって

接し方やサポートの仕方、治療への取り組み方なども決めていると思います。

 

いくら近親者といえども自分以外のやり方で好き勝手にやられてしまったり

周りの方の考えを自分の知らないところで本人に押し付けられてしまったりすると、

せっかく自分で色々と工夫して考えて見守ってきているのに

自分がやってきたことをメチャメチャにされてしまう可能性もあるかもしれません。

 

何も問題がなければいいのですが

人が関われば関わるほどまた面倒な問題が起こる場合もありますから

本人に直接伝える窓口というのはひとつになるようにしておいたほうが

良いのではないかと思います。

 

うちの場合は、

妻の両親が妻がうつ病になってしまった後で癌と寝たきりになってしまい、

自分の母親が病気で倒れてしまっていたりしましたので

うつ病のことは悟られないように伏せておくしかなかったのですが、

 

もし誰か直接的な協力でなくても力になってもらえるような方や

相談に乗ってもらえるような方がこういったインターネットなどを介してでもいたら

1人で抱え込まないで自分が楽になるようにしていったほうがいいですよ。

 

ただ、ネット上の業者はダメね。

お金支払ってまで相談する相手じゃないです。( ´艸`)