自分がなんとかしなきゃ。
支えている側のこの気持ちはよくわかられていないなと思います。
病気の治療に協力する気持ちのない家族にもきっとわからないと思うけど
真面目にサポートを続けているとね
自分がなんとかしなきゃがエスカレートしていくんです。
メンタル的なものを専門にしている人はきっと
そうやって無理をしたり手放したりしないから
自分で自分のハードルを上げてしまったり
追い込んでしまったりして苦しくなるんです。
だからそれは辞めてしまえばいい。
みたいなことを言うけれど
理論理屈と実際は違うんですよね。
やっぱり自分がなんとかしなきゃ。
これの上に成り立っていることが多いから。
それさ、やっぱりわかられていないんだよね。
だから自分自身も苦しい家族が減らない。
きっとこれを今読んで下さっている支える家族のあなたも
自分が気が付かないうちに少しずつエスカレートしていると思う。
もっとどうにかなるのではないか?
心のどこかでいつもそう思っていませんか?
もっともっとはね、少しセーブしたほうがいいですよ。
あれこれやったところでタイミングが合わなければ何も変わらないし
サポート量に病気の改善が必ずしも比例するわけじゃないですよ。
どうにもならないときは何をやってもどうにもならない。
激しい情熱と炎ではなくて炭火のような粘りと暖かさ。
燃え尽きたら終わるから
どうぞ支えていくことに楽しみを忘れないで下さいな。