昨晩NHKで、2004年のドキュメンタリー「お母さんに会いたい~フィリッピン・ムスリムの兄と妹~」を見ました。

 

 

 

お母さんに会いたい…。

それが故郷を離れて家族のために働く幼い兄妹の願い。

フィリピン・ルソン島の市場でビニール袋を売り歩く10歳の兄と8歳の妹。

兄は、小学校に2年行き、妹は、1年遅れで新1年生。

 

ムスリム(イスラム教徒)の少ない地で差別や偏見にも耐え、わずかな稼ぎを数えては家族に仕送りする毎日。

故郷は1300キロ離れたミンダナオ島。

キリスト教とイスラム教、宗教を巡る紛争が絶えず、貧しい暮らしの大家族。

 

そしてようやく船代をためた兄妹は、2年ぶりに家に帰るが、お母さんが入院手術をした時の借金返済の為に、すぐ、ルソン島の市場に帰っていく・・・・。

ルソン島に帰りたくないと泣く妹は、8歳、送金するために帰らなくてはいけないと自ら帰ることを決める兄10歳です。

 

20年後の2024年の兄は30歳、妹は、28歳になっていて、靴の販売で生計を立ててました。

そして、それぞれ、ビニール袋を売っていた年頃の子の親になっていました。


20年後の市場では、あの時と同じように、学校に行かずにビニール袋を売り歩く子供の姿があったのです。

 

この2024年の今でも、幼い子供が労働し、教育を満足に受ける事も出来ない事実に驚くと同時に、悲しいを通り越して、苦しい・・・。


さすがに、この日本では、小学校に行けず、働いている子はいないと思うけど、

私は、何をすべきなのか?


先ずは、このドキュメンタリーの内容をブログに書きました。

 

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