酒と煙草と文具とhiphop

LAMYのswift。買ってしまった。
最近文具欲がとめどなく溢れ出ており、いささか不安を覚えたりもする。
しかしともかく、このペンは良い。そんなチンケな不安などどうでも良くなるほどに良い。

前々から存在は知っていたし、常に購入候補ではあった。
しかしやはりその値段、そしてその値段の癖に黒単色であるということ。
この2点が、挫けそうな(たいてい挫けているのだけれど)私の理性を必死に後押ししていたのである。

ところが。ところがこのたび、某通販でやたら安くなっているのを発見してしまったのが運の尽き。
理性君たちは脆くも崩れ落ち、めでたく購入と相成ったのである。

(こんな書き方をしているが、内心ガッツポーズだったのは言うまでもない


……そんな駄文はさておき。


色は4色あるのだが、迷わず黒を購入。
なぜって、そんな理由は説明するまでもないことだ。

スイフトに求めるもの。それはただひとつ。
力強さ である。   僕は。

そんな僕にとって他の色のスイフトはスイフトではない。
そんな甘ちゃんどもは『スイプト』と呼ばれてしかるべきであろう。

見よ、この無骨さを
酒と煙草と文具とhiphop
もはや兵器である。

売りとなっているクリップ部分。
酒と煙草と文具とhiphop


酒と煙草と文具とhiphop
(`・ω・´)シャキーン!

うーん。
このペンを持つと、なんだかちょっと強くなった気がするぞ。

軸は水性が入っており、どくどくと流れでる。スイフトは濃く、太いのだ。
ラミーローラーボールより遥かにどくどく出るように感じる。
酒と煙草と文具とhiphop
噂のM66リフィル。

何せ太い&盛大に裏写りするので、手帳に使うには全く不向きである。
のびのびとメモをとれる時や、打ち合わせの走り書きなどには絶大な威力を発揮する。

私はリーガルパッドで使うことが多い。
えてしてリーガルパッドには青やブルーブラックが用いられるが、濃い黒もよく映えるものだ。
酒と煙草と文具とhiphop

さて。
色々と述べてきたが、正直このペンは、機能性で買うものではない。
他に安くてイイペンはいくらでもある。

このペンは・・・
この無骨な佇まいに惚れたら、「買い」なのだ。

惚れてしまったらぜひ。

先日伊東屋を徘徊していたところ、一本のボールペンが目に留まり、衝動買いしてしまった。\1050也。
伊東屋のオリジナルボールペン。これが地味に良い。


酒と煙草と文具とhiphop-1

 (一度会計を済ませたあとにこいつとめぐり合ったため、もう一度会計に並ぶことになってしまった……)
 (でもまあ、それほどの一目ボレだったということで)

伊東屋のオフィシャルサイトでは、「プレミアムボールペン」として売られている模様。
伊東屋では元々オリジナルボールペン、シャープペンのラインがあり、そちらは白と黒の2種類で各\630。
今回ゲットしたのは限定品?で、ちょいお高めの\1050。他に青とシルバーがある中からグレーメタリックをチョイス。

まず細身で非常にシンプル、かつ高級感のある見た目にソソられてしまう。
・・・なんともカッコ良い。

軸はグレーメタリック、ペン先とクリップ、ペン上部はマットブラックになっている。シビイ。

酒と煙草と文具とhiphop-2

クリップには「ITO-YA」の文字がひっそりと。
「BP」ってのはおそらく「ボールペン」なんだろうな……それ書く意味ある?とも思うが、まあそこは良し。

酒と煙草と文具とhiphop-3

ノックボタン。
押し心地はいたって普通だが、押すときのブレがほとんど無い。
シンプルな構造ゆえか、部品同士の大きさ等は良く練られているようで、剛性の高さを感じる。

また芯が出ていても出ていなくてもノックボタンは常にこの「バネが縮んでいない状態」なので、
カシャカシャ音がすることは無い。この点は個人的にはなかなか好印象。
(と言いつつも強く振れば多少音はするのでそこはよろしくネ)

酒と煙草と文具とhiphop-4

ペン先。
こちらもマットブラックでシックな印象。
リフィルとペン先の穴との隙間は若干あるものの、ほぼ気にならないレベル。
書いていてガタツキを感じることは無いので、ここもオッケー。

酒と煙草と文具とhiphop-5

書いてみた。
元々入っているリフィルは昔ながらの油性タイプ。
書き味については、最近のjetstreamとかと比較されるとかわいそうだが、割と健闘しているのではないかな。
昔ながらの油性タイプの中では書き味が良い方だなと感じた。

店頭には「替芯は三菱のSE-7がおすすめです」と書いてあった。あいにく持っていないのでそこの比較は後日ってことで。

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結論としては、、、オススメですわ
だってかっこいいもの!!! それに質感に比して\1050とかなりリーズナブルですしね。
昨今ボールペンは高機能なものがたくさん出てるのでついそっちに気が行きがちですが、昔ながらのボールペンもいいものですな。

なんというか、「実直な男前」って感じです。
所有欲が割とお手軽に満たされる逸品かと思いますよ。

胸ポケットにそっと忍ばせる一本 として是非。


minaminorのブログ(仮)













いきなり前作の話で恐縮なんですが、前作収録の「チェンジ feat. キー暴」が自分はとても好きでして。2nd発売と聞いて、「チェンジ」のような方向の曲が多かったら嬉しいなあとか思っていました。今作はそんな自分の期待を軽々と飛び越える、素晴らしいアルバムだと思います。

はなびのラップをしっかり聞いたのは確か彼のファースト。ダメレコが注目されるようになって手を出して、その声を絞り出すようなラップと生々しいリリックに一気にファンになりました。
彼のリリックは表現が多彩だとかユーモアがあるとかではないのですが、それでも凄く聞き入ってしまうのは彼の声質とフロウの魅力によるかと。彼のフロウは自身に言い聞かせるようなぽつりぽつりとしたものだったり、投げやりな感じだったり、時には声を荒げたり。声に感情が込められまくっているんです。客演のラッパーと比較すれば一聴瞭然。マイクリレーで目立つのもその辺りが理由かと。そしてその込められまくった感情はリスナーにそのままビシビシ伝わってきます。そんな彼のラップにはヒネリのきいた表現など無くてもいいわけです。熱量が伝わるような、話し言葉に近い率直なものがむしろ適しているわけで。

また、そういった彼のラップを引き立てるトラック。これも素晴らしいものばかり。どこか土臭くて哀愁漂う、まさにアルバムジャケの情景が浮かぶようなトラックが並びます。seedaやscarsのストリート感とはまた違った、ジャケット帯の言葉を借りれば「下町」的なストリート感とでも言うんでしょうか。深夜、少し人通りがまばらになった繁華街のイメージが浮かびます(勝手な想像ですが)。

苦悩の中でなんとか前へ進もうとするはなびの姿勢がこのアルバムでは一貫しています。1「決意」には日本のヒップホップ好きなら誰しもグッとくるのでは。憧れの人、Rhymesterへの思いを歌った曲。またBRON-Kを迎えた7「ありがとう」も光ります。声を絞り出すはなびとスムースな美声のBRON-Kが好対照でどちらの魅力も存分に味わえます。マイクリレー物の9「down town blues」も素晴らしい。各MCも力のこもった熱いバースを聞かせてくれるんですが、最後に出てきたはなびが全て持っていきます。
そしてラストの「to my men」で号泣メーン!アルバム中一番明るいトラックに、はなびがどこか楽しそうなラップを乗せます。『ごめんなmy men 俺だって必死なんだよ 半端な馬鹿のまま終わりたくねえからさ わかってくれ 俺がこけたら大声で笑ってくれよ』というhookに全てが詰まっています。彼のリリックは基本的に苦悩や自己否定の中をもがきつつ前へ進むってのが多くて、それが魅力なんですがどうしても暗い面が多くなりがち。アルバムの締めにピースフルな雰囲気の曲が配されたことでアルバムとしてのまとまりが増しているように感じます。

skit2曲含め全10曲、32分。ですが物足りなさは全く感じません。2010年の始まりから、素晴らしいアルバムに出会えました。傑作。