子供に残したい風景‥ | 比翼連理 ~執事の愛が重い件~

比翼連理 ~執事の愛が重い件~

当ブログは、年の差11歳の主従が送る日常の風景。ネグレクトの母から赤子の私を引き取り育ててくれた付き人の白侶(ハクロ)は、その美貌と優雅さで見る者を虜にする外面の良い悪魔。そんな彼のドス黒い“本性”を主人ならではの目線で書き綴るノンフィクションです。

 TODAY'S 夏だ!修行だ!


やってらんねえ
笑い泣きアセアセ笑い泣きアセアセ笑い泣き



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実家が管理している
裏山には
人の手が入らぬ
原生林の森がある


虫の声と鳥の羽ばたき

清流のせせらぎ

木々のざわめき


滔々と流れる水と森の聲に

時の流れを忘れる


…ずっと忘れてたい


苔むした小川の石群
太陽を遮光するやわらかな緑

この森には

今も妖が棲んでいる


・・なんて



言ったら信じます?w
龍龍龍


森林開発によって

山や森の生き物以外にも
住処を追われたモノは多い

人の世が開発されて
どんどん
下品な明かりが増えはじめると
彼らは暗闇を求めて
この森に集まり始めた


だけど

人口増加に伴う居住区問題は

命を落とす争いに発展する


綺麗な森だからこそ


弱肉強食の結果
そこかしこに転がっているのだ


私は毎年、夏は

この森で修行していた



本当なら

今年は息子達も連れて
修行に来るはずだった


しくも残酷な光景を
子供がどう感じるのか見たかった

それはきっと

子供達にとって
すごく大切な事だと思うから




あ~あぁ…

コロナさえなければなぁ

チーンもやもやチーンもやもやチーン