ぬきうち訓練

１月１７日に雨天のため実施できなかった火災からの避難訓練を、本日の大休憩に、分校・本校それぞれで行いました。今回は、子供たちには知らせずに、ぬきうち訓練です。

非常ベルの音とともに、訓練の放送をかけました。

遊んでいた子、まだ授業が終わったばかりで教室にいた子、もしかしたらトイレにいた子も・・・。子供たちは、それぞれのところから、今の活動をやめて、あわてず、落ち着いて避難行動へ移すことができました。けむりを想定して、ハンカチや服で口や鼻を押さえている子もいます。えらいです。

いつもの集合場所へ、どんどん集まってきます。

全員が無事避難したことが確認できると・・・・

登場したのは

消防車！！学校前にある、広川町消防団の消防車です。

何やら作業開始です。

火事の時にはこうして消火するのだと、放水の様子を見せてくださいました。

実は、２月末に学校評議員会を開催した際、１月１７日が雨天で避難訓練できていなくて延期しているという話、そして本当は消防署の方が来て放水を見学させていただく予定になっていたけれどできなかった話をしていました。すると、評議員の方が消防団の方でもあり、「それなら、延期の日に消防車で行くよ！」とおっしゃってくださったことが実現したのです。

地域の方の、こうした温かい心がとてもありがたいです。

最後に、校長先生から消防士と消防団の方の違いについて話しました。消防団の方たちは、日頃（もちろん今日も）違うお仕事をしていて、火事とか行方不明捜索など緊急の連絡があったらすぐ活動してくださっていることを、子供たちも知ったようでした。消防団の方々、お忙しい中ありがとうございました。