つづきです。




はらっぱ祭りでのまりものお店も三年目。

この店ははらっぱ祭り以前から不要になったものをフリーマーケット等で販売するという形から始まったお店。徐々に自分で書いた絵や作ったアクセサリーも並べるようになって。



我が家では祖父母から頂くお年玉以外日頃お小遣いをあげておらず、かわりに材料の幾つかと技術、機会及びサポートを提供。基本的に娘自身がデザイン、制作、販売までのお店を運営し売り上げや管理も娘、というシステム。

これまで紆余曲折あったのですが、今年はお店の位置どりからセッティングまでものすごいこだわりを見せ、搬入時自分のほうのセッティングでバタバタする私とついにはケンカにまでなってしまう程のやる気ぶりでした。





今年娘が作ったのはこんな感じのもの。

パーツは前から持っていたり頂いたりしたもののほか、イメージに合うものを新たに探して。


長さのバランスや最後の留め具の部分、接着部分など幾つかは私も手伝いましたが

昨年よりもその割合は大幅に少なくて大丈夫になっていたり、色合いもそうなのですが今年はとりわけシンメトリーにこだわり、じっくり時間をかけてつくりあげていて。

仕上がり具合も随分と上達してきているように思いました。


しゃけの時々日記 しゃけの時々日記

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作ったアイテムはネックレスとブレスレット。他にヘアピンです。

昨年のものと比較すると色々わかりやすいかとおもうのですが画像が見当たらないのです。見つかったら出せたらと。




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アクセサリーのほうはちびっ子女子達に好評な他、

小さな娘さんを大事そうに連れたパパが嬉しそうに選びききてくださるのを毎年みることが出来ます。

それがいつもなんだかジワッと来てしまう光景。




R.ECOHの娘さんや毎年来てくれる小さなお友達も選んでくれたのですが、

選んでくれただけでなく、このペンダントがいかに素敵か、気に入ったのかというのを

小さいながらことばを尽くして伝えてくれて。ありがたいことですね。

これこそが作者冥利だったようでした。


因みに娘は、自分もネックレスしてお店するんだ、それみて、あれ素敵ーって思ってくれる子がいるから!と。こんなことも何年もかけて培ってきた経験によるものだなあ。



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引っ越してしまった保育園時大の幼馴染兄弟も来てくれました。

大きくなってる!!!







アクセサリーとともにもうひとつしているのがおみくじ屋。


これははらっぱ祭りで初出店した際、男の子も楽しめる何かがあれば、というお客様のお声から考えた企画。不要になった小物をと並べようとして、でもただそのまま販売するのもなんだということでおみくじ式にし占いカードもつけるようにしたところ、子どもだけでなく大人の方達も喜んでお付き合いして下さる形に。 




おみくじで出た数だけ好きな小物を選んでいただく方式で
選ぶ小物も本当に人それぞれ。

片方だけのイヤリングとか不思議な部品とか石ころなどもあるのですが

大人も子どもも目を輝かせてこれはどうかあれはどうかと選んで。


意外な感じの選び方とか、ああわかる!という選び方・・・いずれにしても

小さなモノ達に輝きが再び蘇るような瞬間をひっそり眺めているのが楽しいのです。



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おみくじは予めかなりの数を書いて用意しておいて

その子、その方に合いそうな内容をササッと選んで渡しています。

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占いは小さな子には???という場合もあったりするのですが(^m^;)。 

大人の方のほうが喜んでくださる感じです。


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みずいろの玉の魔球・・・。

不思議に細かかったりとつっこみどころも少なくないおみくじですが、

本当に喜んで下さる方の顔を見るので私もこんど引いてみようかな。





お店の合間にたっぷり遊びます。というか遊びのほうがメインですからね。


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今年はこんな張り紙を予め用意。

娘たち三人で連れ立ってしょっちゅうくじら山に出かけていました。

(あっという間に見えなくなり写真も撮れません)






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ライブステージやエイサーなどもじっくり鑑賞。


今年は大人もめいっぱいはらっぱ祭りを遊ぼうということで

お店は少し早じまいし皆でフリーマーケットや映像インスタレーションも楽しみました。

映像インスタレーションは「まりものはな、そら、ぶろーち」のほうに画像が出ていますので良かったら見てみてください。

















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くじら山より麓をのぞむこの景色が好きです。



たくさんの緑と土に抱かれ、写真に写ってはいないのですが この左右にも

程よい数の小さなテントが仲良く並んでいます。




あのお店、今年は無いなどうしているかな。

あ、あの子今年も来てる、大きくなってる なんてことをお互いに感じながら

お金は一応介在はするのですが、人、楽しいこと、優しいものがとても気持ちよく循環する場。







中央に見えるのがスタッフさんたちのテント。

企画から準備、当日の整備あれこれまで、ひたひたと動いて下さる、くじら山やはらっぱをこよなく愛するスタッフさん達の思い無くしては成り立たないのがこのはらっぱ祭り。

今年は二日目にかなりしっかりと雨の洗礼も受けたはらっぱ祭りだったので

寒さに震えつつ何とか搬出だったのですが、最後頂いたスタッフさんたちが用意されていて頂いた温かくて具沢山のポトフが、はらっぱ祭りそのものみたいに思えて。







こんな村に住みたいな。

毎年そう思うはらっぱ祭りです。







                                    













 はらっぱ祭り、今年の御報告は以上です。












●今年のはらっぱ祭り 1  

●今年のはらっぱ祭り 2  

●今年のはらっぱ祭り 3