Neenaのひとりごと -1010ページ目

ふちを色どる
あざやかな色


その紅は
目にやきつけられ
心に刻みこまれ
わたしをとりこにした


目がはなせずに
みつめたまま


その紅は
わたしの凍ったココロに
色をつけた
そして
ぬくもりをともした


わたしはまだ
大丈夫


わたしはまだ
生きてけるんだ





1222

傷つくその前に

傷つかないように
かたまってしまえばいい

ココロも
カラダも
ぜんぶぜんぶ



傷がつくその前に
消えてしまえばいい

ココロも
カラダも

あたしぜんぶ





1222

けむったココロ

ぼんやりと
けむっている景色
うすぐらくて
なにもかも
線が揺れている
にじんでいる


すべては
ただ
目に映るだけ
そしてすぐ
消えてゆく
流れてゆく


心に届くものは
なにひとつとしてなくて
なんの感情もわきあがらないまま
ただ
ぼんやりと
けむっている心

うすぐらくて
なにもかも。




071222