ハンセン
(総合的生涯設計、キャリアプランニング上の重要な6つの課題、カウンセリング上の7つの教訓)
1929~2009年。アメリカ人?ノルウェー系の移民の貧しい家で育った。学生時代の友人にはメキシコ系、中国系のアメリカ人がいた。移民や外国人が多い環境で育った。女性の活躍の場が少なさそうだという背景からジャーナリズムの夢をあきらめてしまった後の女性やマイノリティの意識改革の影響に繋がったのかと思われる。
社会情勢の変化、ジェンダー問題度を背景に、仕事を
モダン派の代表的な理論の一つ。こと社会全体の相互作用に注目し、個のキャリアを社会全体を良くしていくプロセスの一つと位置付けている。クライアントがバランスの取れた人生を実現し、その選択や決定を通して積極的な変化をもたらす人となるように手助けをする役割を担うことの意義を提唱している。
統合的生涯設計
「個と社会全体の相互作用」に注目し、自分の満足や生計のための個人的な職業選択だけに焦点を当てるのではなく、意味ある人生のため、自分にも社会にも役立つ仕事をするために、一生に何度も選択していくことが重視されるようになると考える。
統合的生涯設計(ILP)では、人生に対する包括的アプローチを考える。キャリアには家庭における役割まで人生の役割がすべて含まれており、役割に関しては愛(love)、労働(lobor)、学習(learning)、余暇(leisure)の4つの活動が統合されるべき、と提唱し、その様子はキルト(パッチワーク)に例えられる。
ILP理論におけるキャリアプランニングの6つの重要な課題
1,重要でありかつグローバルな視点から行う必要なる仕事を探す。
①テクノロジーの建設的な利用を促進する
②環境を保護する
③職場における変化を理解する(組織はどうあるべき?)
④家族における変化を理解する
⑤暴力を減らす
⑥人権を擁護する(男尊女卑、白人黒人じゃないですよ)
⑦変化するジェンダーの役割を受け入れる(新しいマイノリティの中で何をしていくべきか?)
⑧人間の多様性に価値を置く
⑨スピリチュアルと人生の目的を探索する
⑩知ることの新しい方法を発見する
2、自分の人生を有意義な全体として織り上げる
3、家族と仕事を結びつける
4、多様性(多元性)と包括性を重んじる(人権・文化を受け入れる)
5、精神性や人生の目的を探る(私にとって生きる・働く意味とは?)
6、健康に関心を向ける
※文献によってはいくつか表現が違うことも
カウンセリング上の7つの教訓
1、CL自身が「自分はできる」と信じられるような援助をしなさい
2、心、体、精神の全体性とその統合を求めなさい
3、「なすべき仕事を見つける」ことの本当の意味を考えるように援助しなさい
4、信念、直観、自己超越によって導かれる精神性を大切にしなさい
5、CLが、自己満足を得るだけでなく、より大きなコミュニティ、とりわけ社会から置き去りにされた人々のためになるような選択をするように援助しなさい
6,献身的かつ平等な男女関係を育て、新たな役割に折り合いをつけていくという課題に取り組み続けなさい。暴力、虐待、権力、嫌がらせといった取り組むべき男女関係の問題はまだあるのです。
7、CL、学生、従業員に変化をもたらすエージェントとなり、社会を自由と平等という民主的価値へと導くために役立ち、現状を続けるだけの人ではないとはどういうことなのかを教えなさい
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