健康を考えて、体にいい食べ物を意識的に摂取するよう心がけている読者の方も多いことだろう。
では、脳にいい食べ物はどうだろうか?
『17日間ダイエット』の著者であるマイク・モレノ博士が、
体の健康だけでなく 脳にいい17種類の食品を紹介している。
紹介されている食材は身近なものばかりで、簡単に摂取できるので、ご紹介したい。
1. 牛肉(赤身)
記憶力、注意力、集中力を上げるとされる鉄分とミネラルを豊富に含む。
2. ビート(てんさい糖)
脳細胞間の信号伝達を助ける必須アミノ酸のひとつ、フェニルアラニンを含有している。
3. ブルーベリー
抗酸化作用あり。
毒性物質から脳細胞を守り、ブドウ糖の消費効率を上げて脳細胞間の伝達を良くするとされるアントシアニンを多く含む。
4. ブロッコリー
抗酸化作用を持ち、毒性物質から脳組織を守る植物性栄養素を含有する。
5. ニンジン
ベータカロチンなど、毒性物質から脳組織を保護する物質を含む。
6. 鶏肉
注意力にかかわる脳内物質であるドーパミン、エピネフリン、ノルエピネフリンの分泌に必要なアミノ酸チロシンを含む。
脳内でこれらの物質が十分に分泌されると、思考や反応のスピードが上がり、やる気が出るとされる。
7. 柑橘類
ビタミンCや抗酸化物質を豊富に含み、記憶力向上や脳細胞の損傷予防効果があるとされる。
8. 枝豆
脳細胞間の信号伝達を助ける必須アミノ酸、フェニルアラニンが入っている。
9. 卵黄
記憶力を良くするビタミンB複合体、コリンを多く含む。
10. 卵白
卵白に含まれるたんぱく質が、脳を覚醒状態に保つノルエピネフリンの分泌を促し、注意力を高める。
11. 唐辛子
辛味成分カプサイシンが血液の循環、消化能力を高め、鼻の通りを良くし、また高揚感を与えてくれる。
12. さやえんどう、さやいんげん
脳を活性化させるブドウ糖を含有し、自らの食物繊維がその消化を緩やかにすることでエネルギーレベルを安定させ注意力、集中力を保つ。
13. 豚肉
豊富なビタミンB1が神経繊維を構成するミエリンを保護し、細胞間の伝達を助ける。
14. ロメインレタス
神経細胞を元気に保つ作用を持つ葉酸を豊富に含む。シーザーサラダなどに使われるレタスの一種。
15. ほうれん草
記憶力、集中力を高める鉄分が豊富に入っている。
16. マグロ
オメガ3と呼ばれる脂肪酸が細胞間の伝達を良くする神経繊維ミエリンの生成、維持を助ける。
17. ヨーグルト
ヨーグルトに頭をスッキリさせる作用があることが多くの研究で立証されている。
大事な試験や会議の前には、これらの食材を食卓に並べてみてはいかがだろうか。
参照元:Yahoo.com (英文)