皆様、いかがお過ごしでしょうか。

さっそく本題ですが、生きていると不条理な出来事に出会い、心がざわついたり、憤りを感じたりすることがありますよね。

どうしても気になってしまって、自分の感情をどうしたらよいのか思い悩んでいたとき、ダイアナ妃が残された言葉に出会いました。

When you are happy, you can forgive a great deal.
(人は自分が幸せなとき、多くのことをゆるせるものです)

ダイアナ妃が逝去された際、当時の首相トニー・ブレア氏は、声を震わせながら、彼女を "People’s Princess"と称しました。

その言葉は、王室という枠を越えて人々の悲しみや痛みにそっと寄り添い続けた、彼女の在り方そのものを表していたのだと思います。

ダイアナ妃は20歳で王室に嫁ぎ、さまざまな不条理の中で生きていたことを自ら語っておられましたが、常に慈善活動に心を注いでこられました。

多くの人びとを癒すなかで、ご自身の心も満たされ、さまざまな感情を手放し、自らの力で幸せを見出されたからこそ、最期の数年間はひときわ輝きを増していたのでしょう。

生きている以上、自分の身に降りかかる出来事を避けることはできません。相手を変えることも不可能です。しかし、どんなことにぶつかっても、「まぁ、いいか」と受け流せるような心のゆとりを持てるかについては、自分で決めることができます。

私は、心のゆとりを持つほうを選択したいので、自分ができるだけ穏やかで満たされた状態でいられるよう日々様々な工夫をしていきたいと思っています。

また、人には優しく、寛大でありたいと願うからこそ、まずは自分自身を丁寧にケアしてあげることも、とても大切なことと認識しています。

誰かをゆるせない気持ちが長く心に残るときは、自分の心が満たされていないサインである場合も多いです。そういう時は、その想いに縛られるのではなく、自分が幸せでいられるほうへ、そっと意識を向けていこうと決めました。

ダイアナ妃が、パリでの交通事故で早世されてから今年で29年となりますが、ウィリアム皇太子は、毎年欠かさず母の日に最愛のお母様へメッセージを綴っていらっしゃるそうです。
「お母さんに会いたいと願わない日は1日もない」とBBC のインタビューで語っていらした時の眼差しが寂しそうで、気づいたら涙が溢れていました。

また、ご祖母様に会うことが叶わなかったジョージ王子をはじめとするお孫さんたちも、カードに"Dear Grandma..." と綴っていることを知り、深い切なさを覚えました。

しかしその一方で、ウィリアム皇太子夫妻の慈善活動を拝見しておりますと、ダイアナ妃の精神は時を越えて確かに受け継がれているのだと大変頼もしく感じられます。
将来の国王にその血が流れていることを、多くの国民が誇りに思っているに違いありません。

"People’s Princess"と呼ばれたダイアナ妃のぬくもりは、ご家族はもちろん、世界中の人々の記憶の中で、確かに息づいているのだと感じます。

最後に、ダイアナ妃がドライブをしながら口ずさんでいらしたお気に入りの曲『All I need is a miracle』をご紹介しておきます。
この曲を聴くと、不思議と夢や希望が胸の奥から湧き上がってくるように感じられます。


本日のタイトル

When Happiness meets Forgiveness 

(幸せがゆるしに出会うとき) 


それはきっと、人が内面から静かに輝きはじめる、尊い瞬間なのではないでしょうか。


今日もお読みいただき、ありがとうございました。

素敵な休日をお過ごし下さい。