ヒンドゥー女神とインド旅 | おしゃれ島

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★アホ ◡̈⃝︎オモロイ
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旅の日記など、いろいろ


初めて
インドに行ったとき
まだそのときは
インドの宗教や神様のこと
そこまで詳しく知らなかった

インド中を旅していると
いろんな神様グッズが売っている
タクシーやリクシャーに乗ってても
宿に泊まっても
飲食店に入っても
その人がそれぞれ好きな
神様のグッズが置いてあったり
シールが貼ってあったりする

神様の姿を見かけない日はない

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そのうち
自分が好きな神様が出てくる
ビックリマンのキャラみたいに
好きな神様シールを集め出す

インド人は
生活の中で神様との距離も近い
おまけにインド人は
外国人にも距離が近い
馴れ馴れしい
シャイな人を見たことがない(笑)
地図をみて道に迷っていると
あっという間に人だかり
いろんな人が
あっちこっちと教えてくれる
間違えた事を
教えられることが多いけどw

おせっかいな人が多い
しかも適当で
インド人のおっさんたちは
失礼な人も多い
握手を求めてきて
握手すると
手の平をコソコソして
「ジキジキ!イェーイ」って言ってくる
ジキジキとは
○○○しようよって意味ですw
完全にセクハラですよね
ただ道ですれ違って出会っただけの
おっさんたちですよ
こんなの日常的なことです
それは彼らにとっては
外国人の女の子を見つけて
どんな反応をするのか遊び感覚

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「ジキジキ!イェーイ!?」
イェーイってなんだよ
そのノリは…
(⑉・̆⌓・̆⑉)

最初のうちは
めっちゃ怒り狂っていたけど
こちら側もそのうち
「またきたよ!」
「またかよ!」
って
交わし方も返し方も
いろいろと考えるようになり
対応も上手くなってきます
こっちがどんなに怒ったとしても
おっさんたちはヘラヘラしてる
そして
インド人のおっさんたちに対して
アホくさって笑えてくる
でも
可愛くて憎めない存在なんですよ
これ不思議(笑)

さてさて
話はインドの神様
ヒンドゥー編

どの神様がどんな名前で
どんな性格なのか
情報がいろんなところから
勝手に頭の中に入ってきます

それを知るきっかけも
訪れた地域の寺院や遺跡や
旅人たちとの会話や
出逢った謎のインド人たちや
いろいろあるけど
それを知らないと旅が楽しめないほど
インドでは宗教と神様が重要

もちろん
日本でも有名な仏教も
ほんの一部だけど
インドではまだ残っている
前にも書いたけど
お釈迦様と仏教については、
またの機会に書きたいと思います

日本で有名な神様も
インドから来ていて
同一化されている神様も多い
これもまたの機会に書きます

今日は
インドのヒンドゥー教
その中でも女神さまのお話を少し

わたしは
インドを旅した始めの頃
第一印象で
ドゥルガーという女神のことを
好きになった
虎が好きなので
ただそれだけの理由です

(宗教としての信仰は一切していません)

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ドゥルガーは闘いの女神

すごく美しい容姿なのに、
虎やライオンに跨り
とても乱暴で血生臭い戦い方をする

もちろん
戦う相手は悪魔

ヒンドゥーの神様は
女神の方が乱暴で暴れんぼう
こちらはカーリー
(引用)
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どうですか?
このカーリーの姿
女神ですよ
インドではかなり人気があります
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インドにいるころ
よく道の片隅に
カーリーを祀ってあるところがあって
その前を通るたび
カーリーの姿を見るのが恐ろしかった

コルカタにあるカーリーのために
ヤギの首切りをして生贄にしてる
カーリー寺院には
怖すぎて
わたしは行けなかった
カーリー寺院に行ったことのある
旅人の話を聞くだけで
ゾッとしてた

今思い返すと
やっぱり
行っておけば良かったかなとも思う
ちょっと後悔
でもやっぱり行くの怖い
どっちなんよ(笑)
ひとりツッコミ


ヒンドゥーの神話は
知れば知るほど面白い
神様と呼ばれてるはずの存在なのに
破茶滅茶だし自由すぎる

ある日
バラナシの火葬場で人が燃やされるのを
ぼ〜っと見ていたとき
いきなり
カーリーのコスプレをした人が
目の前に現れて
ビックリして
まりもさんとわたしは、
その姿を見た途端
身体が固まって
ひっくり返りそうになったことがある


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あのときは
ほんと
心臓が止まるかと思った

(๑ʘ̅ д ʘ̅๑)!!!

怖すぎて悲鳴なんて出ない


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なんで
わざわざ火葬場に
カーリーのコスプレしてる人がいるわけ?
作り物だと思うけど、
首に骸骨のたくさんついた
ネックレスもしてたよ
べーって真っ赤な舌も出してた
これも作り物だと思うけど…

もう
インド
めちゃくちゃすぎる
インドにいると
日本とのあまりにもの違いに
頭の中がパニック状態になる

日本で
死者に対して悲しんでる火葬場に
神様のコスプレして
現れる人っている?
普通いないよね

あれ
もしかして
コスプレした人じゃなくて
本物のカーリーだったのかな?
あとから
なんて事も思ったりもした

日本だと
お葬式はお別れの悲しいものだけど
インドはそうではなかった
死者に対しての気持ちが違うようだ
もちろん死因にもよるだろうけど…

ガンジス川の日常的な風景
火葬場では薪が組まれ
次々に死体が燃やされる
あたり一面が煙でもくもく
火葬場で働く人は
それを淡々と雑に長い棒で突っつき
燃えやすくする
腕や足がポロっと落ちる
それを野良犬がくわえて持っていく
灰になったものは
そのままガンジスに流される
そのすぐ近くの水辺では
子供たちが全裸で元気に水遊び
ガンジスの水を浴び祈る巡礼者たちの姿
入浴がわりにして
身体を洗う人たち
洗濯をしている職業の人たち
牛は水飲み場としている
ガードの隅では野良犬の出産
生きているもの
死んでいるもの
生と死がすぐに隣り合わせ

日本では
曲がり角を曲がると
とくに何もないから安心だけど
インドの場合
曲がり角を曲がると
何が待ち受けているのか分からない
ドキドキ
ワクワク
ハラハラ
心臓のスパイス大冒険

それでよく社会として
成り立ってるなぁと思ったりする
摩訶不思議な出来事が多くあります

日本と比べて
同じ時代
同じ時間が流れているとは
思えなくなってくる

いつの間にか
喜怒哀楽をそのまま出してしまってる
自分に気がつく

今まで見たことなかった
自分にも出会えます
感情を抑え込む
ってことが出来なくなる国
言葉では
上手く説明しづらいけど
ストレスを感じさせるくせに
ストレスを発散させてくれる

お互い人間関係に対して
我慢しない
思ったままの行動
感じたままの表現
だけど
上手くバランスが保たれてる

相手を気遣わないところが
実は
気遣いだったりする

インドを旅してると
精神
打たれ強くなりますよ(笑)
病んでる暇なんてないです
たぶん
鬱って言葉が
存在しないんじゃないかな?ってくらい
そのくらい凄いです

怒りのあとには
笑いが出てきます

わたし
最初のころは
インド人に騙されてばかりで、
インド人ムカつく!
インドバカやろー!って思いながら
精神をボコボコにやられて
愚痴ってばかりいたけど
本気で相手にせずに
上手く切り抜けるワザを身につけました

かなりの修行だったと思います


けっこう
潔癖でビビりなんですけどね
それでも
病み付きになり
また行きたくなって
ウズウズしてしまうのです

他にも
いろんな国も行ったし
他にも
いろんな素敵な国があることは
もちろん知ってるけど
旅をするなら
やっぱりインドが一番だと思う

他の国は
年をとってからでも行ける

とくに
エネルギーがある人や若者に
インド旅をオススメします

安全は保証できませんけどね

スパイスって
病みつきになります

またインド人の
面白くてお茶目なところ
書いてみますね
誰も知りたくない!?

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インドスタイルで
勝手に書いていきます
(笑)

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Om Shanti