私は主人公の中本美奈子。
小学五年生の私は、五歳の妹と、14歳の兄がいる。
朝起きると、お母さんとわたしが早く起きる。
兄は夜中までゲームばっかりで、夜更かししてるから
いつも遅刻している。
妹は、幼稚園が遅いから、早く行かなくても
全然平気。
私の学校は、私立だから制服で行く。
「お母さん、行ってくるね。」
「もう行くの?美奈子は早起きでえらいわね。」
「そんなことないよ、じゃぁいってくるね。」
私が早く起きてるのは、
最近ちょっとだけ気になる人がいるからです。
いつも同じ時間に出れるように、
早く起きてるってことです。
その人は、一つうえで
神山直樹くんって言うんだけど、
みんなからモテてるから、両思いになるには
かなりムズカシイ。
「あ、なおきくん。」
「あれ?中本さん?最近早く起きてるんだね。」
「そ、そんなことないですよ。」
「あるよ、えらいね。」
「ないですって。」
そんなことを言い続けながら、笑いあった。
「あーーーーー、なーおーきーくーーーーーーーん!」
あ、すんごくお金持ちでなおきくんのことが大好きな、
荒山瞳さんだ、
「なおきくーん、おはよう!」
「あ、うん、おはよう」
「あら?美奈子さんもいたの?」
「あ、はい。いました。」
荒山さんは私を睨みながら、早くどっかいけと
言っているような感じにみえた。
「じゃ、じゃあ私、先に行くね。」
「あ、ちょっ・・・・」
「あらら、中本さん行っちゃったみたいね、じゃあ行きましょうか。」
「あ、はい・・・。」
あー、もう、せっかくいいところだったのに・・・
なおきくん、荒山さんのこと好きそうだし・・・。
「よーーっ、美奈子ーーー!」
「か、かいと?」
私の幼馴染、築島カイト。
「なんだよ、その言い方。」
「べ、べつに・・・。」
「あ、そういえば~!今日、修学旅行の班決めだよな!」
「そうだけど・・・。」
「五六年一緒だから、おれ、直樹とやろうっと。」
あ、そうだ、なおき先輩とかいとは大親友!
てことは、かいとにたのめば、
なおき先輩と同じ班になれる!
「ねぇ、かいと!」
「な、なんだよ・・・。」
「一緒の班になろ!!!」
「え、えぇ!!!!!なんだよ急に・・・。」
なおき先輩となれるためだよ!!!
かいとなら、わたしとなってくれるから
ついでに、なおき先輩も・・・!
これはいい考えだ!!
「別にいいけど、女子もう一人必要だよ。」
「じゃあ、まきちゃん誘ってあげよっか?親友だし。」
「え、まじで?いいの???」
かいとは、私の親友の
飯島真紀子が好きなの。
だから、せめてお礼に真紀子を誘うかってこと。
「まじかー、真紀子ちゃんと一緒かぁ・・・。」
「お前、まじで今の顔まきちゃんに嫌われるよ。」
「まじで?じゃあこれからこの顔やめる!」
なんだこいつ、まじでまきちゃん好きなんだな。
「おーい、みなちゃーん!」
「あ、まきちゃーーーん!」
まきちゃんと私は学校では結構有名な可愛い人みたいなんだけど、
まきちゃんはおとなしめ、わたしもおとなしめ
な性格なんだよね。
髪の毛はまきちゃんが黒でわたしが茶色という
なんともよくありそうな親友です。
「あ、そういえばかい・・・。」
って、かいと、もう消えてるし、
「まきちゃん、修学旅行の班、わたしとかいととなおき先輩でいい?」
「うん、全然いいよ!」
「ありがとーーー!」
かいと、よかったな・・・。
まぁ、そういうことで、
修学旅行当日!と、言いたいところだが、
続きは、また今度!!!
