いままでは何とかやりくりしてきたけれど

「子供もどんどん大きくなるし、このままで老後は大丈夫なんだろうか?」と心配しはじめた”もしも家族”

キャッシュフロー表を作るといいらしいと聞きました。

 

 
 
前回はキャッシュフロー表をダウンロードし、年齢とライフイベントを記入するところまでのお話でした。
今回はその続きです。
 
 
 
子どもが小さい場合、ライフイベント欄に「中学〇年生」といった学年を記入するのが一般的です。
この記入によってあっ!と気づいたり、改めて認識することがたくさんあります。
 
 
例えば…
学費がここで大きくかかりそうだなという再確認。
・一番費用がかかる大学生の時期に親(特に稼ぎ頭である世帯主)は何歳?
 
今は晩婚&高齢出産も多い時代。
世帯主の退職時期と子どもの独立がどうかさなるかは大きな問題です。
 
 
キャッシュフロー表は、お金の流れを把握するための表。
つまり、「お金が足りるか足りないか」は当然の確認ポイントです。
 
 
でも・・・
私が大切だと感じるのは、「子供と過ごす時間はあとどのくらいあるか?」という視点。
 
 
例えば、夫婦に「家族4人で家族旅行に行きたい」という希望があったします。
 
↑この場合、
・子どもが受験で忙しいかもしれない時期(赤枠)だったり、
・社会人になったらスケジュールが合わなかったり…。
 
と考えると、実現できるタイミングって、本当に限られています。
 
「大学生になって家族旅行?行かないよ」なんて言い出されたら、あと1回きりかもしれません。
 
 
 
時間は巻き戻せない。
だから、数少ない「今しかない」時間は大切にしたいと、私は思います。
 
 
 
ちなみに、私自身も「来月から社会人」というタイミングで、両親と妹の4人で長崎旅行した記憶があります。
幸いにも、その後も何度か旅行の機会には恵まれました。
 
 
子どもがいなければ、
「夫婦で過ごす時間はどのくらいある?」と考えうかもしれません。
 
結婚していなければ、
「元気に動き回れるのはあと何年?」と想像するかもしれません。
 
 
 
キャッシュフロー表は、「お金が足りるか」だけを見るものではありません。
人生の時間を俯瞰してとらえるための道具としても、活用できるのが大きな魅力だと思います。