「相談」と聞くと、専門家に答えを教えてもらうもの。

 

そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。

 

でも、FPとして日々お話を聞いていると、

だんだん、そうでもないな…と思うようになりました。

 

 

もちろん、知らないことを答えるというタイプの相談もあります。

 

制度のこと。

税金のこと。

手続きのこと。

 

そういう時は「知識」を受け取りに来ている感じ。

 

一方で

 

「保険、どうしたらいいですか」

「老後のお金、足りますか」

「運用、したほうがいいですか」

 

こういうご相談は、少し様子が違います。

 

話を聞いていくと、多くの方が、すでに”答えのようなもの”を持っている。

でも、まだ言葉になっていないだけ。霧の中にあるような感じです。

「何となくそう思っていたんですけど、そういうことなんですね」

この言葉、相談の中でよく聞きます。

その人の中にあったものが、形になった瞬間です。

 

 

私自身も、自分のお金のことで迷うことがあります。

そんなときは、頭の中に「もう一人の私(仮想FP)を呼び出して、お客様に質問しているときと同じように、自分にも問いかけてみる。

 

「それ、本当にやりたいこと?」

「今の自分にとって必要なのは、どっち?」

 

問いかけを重ねていくうちに

「あ、答えはもうあったんだ」と気づくことがあります。

 

外から答えを持ってくるより、

自分の中から見つけた答えの方が、腑に落ちる。

 

そして、腑に落ちたことは、

ちゃんと行動につながる。

 

 

 

お金の相談は、

人生の相談でもあります。

 

答えをもらう場というより

自分の中にあるものを、言葉にしていく時間。

 

もし今、何かぐるぐる考えていることがあれば、

その霧を、少し一緒にほどいてみませんか。

 

 

 

 

 

 

 

 
長井美奈枝(ながいみなえ)
ファイナンシャルプランナー
1970年生まれ。神奈川県川崎市在住。
 
銀行勤務14年を経て、2007年よりファイナンシャルプランナーとして独立。
金融知識だけでなく、暮らしに寄り添ったアドバイスを大切にしながら、
50代以上の女性を中心に、個別相談やライフプラン講座を行っています。

「お金に向きあうことで、これからの人生に安心を」
そんな思いを込めて、日々ブログを更新中。
 

 

 

仕事に就いて考える時、収入のことだけでなく、「社会とのつながりが変わってしまうのではないか」と感じることもあります。

 

毎日職場に行くこと。

誰かと会話をすること。

自分の居場所があること。

 

こうした積み重ねは、思っている以上に安心につながっているのかもしれません。

 

仕事は生活の一部であると同時に、人とかかわるきっかけでもあります。

 

働き方が変わることを考えると「これまでのような関わりが減ってしまうのではないかと」と感じることもあります。

 

けれど、社会との接点は、必ずしも今と同じ形である必要はありません。

関わり方は、一つではないからです。

 

働く時間が変わることもあれば、

働く場所が変わることもあります。

関わる相手や関係性が、時間の経過とともに変化することもあります。

 

それでも、人との接点や、社会とのつながりがすべてなくなってしまうわけではありません。

 

 

どんな形が自分にとって心地よいのかを考えてみることも、これからの仕事を考える一つの視点になります。

 

 

仕事は「同じ形で続くかどうか」ではなく、

「どんな関わり方ができるか」という見方のほうが大切なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
長井美奈枝(ながいみなえ)
ファイナンシャルプランナー
1970年生まれ。神奈川県川崎市在住。
 
銀行勤務14年を経て、2007年よりファイナンシャルプランナーとして独立。
金融知識だけでなく、暮らしに寄り添ったアドバイスを大切にしながら、
50代以上の女性を中心に、個別相談やライフプラン講座を行っています。

「お金に向きあうことで、これからの人生に安心を」
そんな思いを込めて、日々ブログを更新中。
 

 

 

社会人になったばかりの頃。

私にとって、ATMと現金は日常の風景でした。

 

銀行員だったこともありますが、生活のリズムの中にATMがありました。

  • 週末に、翌週に使う分の現金を引き出す。
  • 1週間生活して、残った分は口座に戻す。
  • 財布の中身が、「今週使えるお金」。

いま振り返ると、1週間単位の予算管理を、現金でしていたのだと思います。

とてもシンプルで、分かりやすい方法でした。

 

あれから33年。支払いの方法は大きく変わりました。

いまは、あらゆる場面でクレジットカードやQRコード、スマートフォンで完結する場面が増えました。現金を使う場面は、ずいぶん減っています。

 

そういえば

最後に現金を下ろしたのは、いつだっただろう。

 

すぐに思い出せないぐらい、ATMは「特別な用事があるときに使うもの」に変わりました。

 

 

キャッシュレスに移行して感じたのは、家計管理がしやすくなったことです。

カードの利用明細を見ると、1か月の支出が一覧で表示されます。

  • 普段利用しているスーパー(基本生活費)
  • 時々表示される百貨店(被服・雑貨)
  • 演劇のチケット代(娯楽費:演劇)
  • 旅行先での利用記録(娯楽費:旅行)

何に使ったのかが、自然と見えてきます。

以前のようにレシートを集めたり、こまめに記録しなくても、支出の流れが把握しやすくなりました。

 

 

 

そんな中で目にした記事。

 

 

ATMから1回に引き出す金額は増えているそうです。平均は約6万5000円と、10年前よりも増えています。

 

キャッシュレス決済の比率は2010年の16.6%でしたが、2025年には58%まで上がっています。いまでは支払いの半分以上が現金以外です。

 

それでも、現金が必要になる場面はなくなっていません。

 

日常の支払いはキャッシュレスに移り、現金が必要になるのは少し特別な場面。

 

冠婚葬祭

故人への支払い

現金のみのお店

 

そして

 

災害時。

 

いざというとき、通信が不安定になればキャッシュレスが使えない可能性もあります。

 

普段は意識していなくても、現金が必要になる場面は、ゼロにはなっていますせん。

 

 

 

さて

いま手元にどのくらい現金があるのでしょうか。

 

それは

いざというとき困らない金額でしょうか。

 

一度確認しておくのもよさそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
長井美奈枝(ながいみなえ)
ファイナンシャルプランナー
1970年生まれ。神奈川県川崎市在住。
 
銀行勤務14年を経て、2007年よりファイナンシャルプランナーとして独立。
金融知識だけでなく、暮らしに寄り添ったアドバイスを大切にしながら、
50代以上の女性を中心に、個別相談やライフプラン講座を行っています。

「お金に向きあうことで、これからの人生に安心を」
そんな思いを込めて、日々ブログを更新中。