高知に行くたびに同じ場所を訪れる。

定点観測としてはいいけれど、新しい出会いも欲しいと初めて足を運んだ四万十川。

 

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青く澄んだ水の色を想像していました。

 

けれど、前日は大雨。

電車は止まり、当日も倒木の影響で、1時間近く遅延。

 

たどり着いた先にあったのは、

穏やかな清流ではなく、

轟々と音を立てて流れる濁流でした。

 

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地元の方が、

「なかなか見られない光景ですよ」

と声をかけてくれたけれど、少し残念。

 

でも、この経験のおかげで、”もう一度来る理由”ができました。

 

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今回、電動自転車を借りて、沈下橋を巡ることに。

 

実は、自転車に乗るのは約30年ぶり。

しかも電動は初めて。

 

正直、乗れるかどうか、それが一番の不安でした。

最初は、おっかなびっくり。

 

スピードの感覚も、バランスも、思い出すまでには少し時間がかかる。

でも、少しずつ慣れていくと、景色を見る余裕が出てくる。

 

気がつけば、その自転車が、頼もしい相棒になっていました。

 

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結果として、約5時間、およそ50キロの移動。

自分でも驚くぐらい、よく走ったと思います。

 

濁った川の流れ。

強い水の音。

沈下橋のすぐ横を流れる水面。

 

想像していた「きれいな景色」とは違ったけれど、

その分、

自然の力強さや怖さも含めてしっかりと感じることができました。

 

思い通りじゃなかったからこそ、残るものがある。

 

そんな旅も、悪くない。

 

そしてきっと、

次訪れる時は、

また違う景色を見せてくれるはずです。

 

 

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長井美奈枝(ながいみなえ)
ファイナンシャルプランナー
1970年生まれ。神奈川県川崎市在住。
 
銀行勤務14年を経て、2007年よりファイナンシャルプランナーとして独立。
金融知識だけでなく、暮らしに寄り添ったアドバイスを大切にしながら、
50代以上の女性を中心に、個別相談やライフプラン講座を行っています。

「お金に向きあうことで、これからの人生に安心を」
そんな思いを込めて、日々ブログを更新中。
 

 

 

「今年は高知を堪能する」

そう決めて、2つの年間パスポートを入手しました。

 

そして、今年2度目の高知。

せっかくなら、今まで行ってないところに行きたい。

 

 

まず、足を運んだのは「日曜市」

 

 

朝からずらっと並ぶ露店。サイトによると約300店舗。

 

 

この量で、そのお値段でいいんですか?

と言いたくなる山菜たち。

 

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今すぐかじりたくなるような柑橘と光り輝くトマト

 

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そして、高知と言えば生姜。

種生姜まで売っているとは…。

 

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さらに驚いたのはじゃこ。

こんな風に量り売りされている光景を見るのは…幼稚園の頃以来かもしれません。

 

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まさに、宝探しのような楽しさ。

見ているだけで、時間があっという間に過ぎていきます。

 

とはいえ、この日は旅行初日。

 

あれもこれも欲しい。

でも、持ち帰れるのか?

帰るまで痛まないか?

頭の中は、なかなか忙しい。

 

そんな中で、

お店の人と話しながら選んでいく時間が、なんとも心地よくて。

 

値段だけでなく、

”やりとり”も一緒に買っているような感覚でした。

 

財布のひもがゆるむ、というより

気持ちよくお金を使っている、という感じ。

 

 

今回購入したのは、

その日に食べるための田舎寿司(たけのこと山菜)

持ち帰り用に新生姜とじゃこ

それからゆず果汁

 

気がつけば、

あれもこれもと欲が出て、止まらない。

 

次は、最初から日曜日に合わせて

旅の予定を組もうと思います。

 

「また来たい」と思える場所が増えると、

旅の楽しみ方も変わっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
長井美奈枝(ながいみなえ)
ファイナンシャルプランナー
1970年生まれ。神奈川県川崎市在住。
 
銀行勤務14年を経て、2007年よりファイナンシャルプランナーとして独立。
金融知識だけでなく、暮らしに寄り添ったアドバイスを大切にしながら、
50代以上の女性を中心に、個別相談やライフプラン講座を行っています。

「お金に向きあうことで、これからの人生に安心を」
そんな思いを込めて、日々ブログを更新中。
 

 

 

月に数度、劇場に足を運んでいると、

不思議なことが起こります。

 

同じようなテーマの物が連続したり、

同じ出来事を別の切り口で描いた物語に出会ったり…。

 

今回は、まさしくそんな体験でした。

 

3月に「レイディ・ベス」

4月に「メアリー・スチュアード」

 

どちらも、エリザベス1世が登場する物語です。

 

前者は、女王になる前の若きベスの話。

後者は、女王として君臨した晩年の話。

 

エリザベスの一生を、

前編・後編で見たような体験になりました。

 

 

 

 

肩書きや役割は、人を守ることもあるけれど、縛ることもある。そんなことを、舞台を観ながらずっと考えていました。

 

 

『レイディ・ベス』の中でエリザベスは、ロンドン塔に幽閉されていた時期があります。

それでも彼女は歌っていた。

「魂だけは自由」と。

目に見える牢獄の中で、魂だけは自由だった。

 

そのベスが女王になって数十年後の姿が、『メアリー・スチュアート』のエリザベスです。

権力を持つほど、重くなっていく。

鎧をまとうように。

顔が、見えなくなっていくように。

 

処刑命令書に署名しても、踏ん切りがつかない。

「王」として決断しなければならない。

でも「私」はそれを望んでいない…。

目に見える牢獄からは出られたのに、今度は権力という見えない檻の中にいる。

あの「魂だけは自由」と歌っていたベスが、と思うと、胸が痛かった。

 

 

 

実は私にも、似たような経験があります。

以前、家業で役員という肩書きを持っていた時期がありました。

その肩書きがある間は、言えないことも、できないことも、たくさんあった。自分が「役員」なのか、「私」なのか、わからなくなることもあった。

 

それを手放したとき、はじめて自分の輪郭が戻ってきた気がしました。

 

 

 

肩書きや役割は、持つことよりも、手放すことの方が難しい。

でも手放したとき、はじめて見えてくるものがある。

 

幽閉されていたメアリー・スチュアートは、牢獄の中にいながら、魂だけはずっと自由だった。

 

権力を持ったエリザベスは、自由の中にいながら、魂を失っていった。

 

 

自由とは、場所ではなく、魂の在り方なのかもしれない。

そう感じた、舞台でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
長井美奈枝(ながいみなえ)
ファイナンシャルプランナー
1970年生まれ。神奈川県川崎市在住。
 
銀行勤務14年を経て、2007年よりファイナンシャルプランナーとして独立。
金融知識だけでなく、暮らしに寄り添ったアドバイスを大切にしながら、
50代以上の女性を中心に、個別相談やライフプラン講座を行っています。

「お金に向きあうことで、これからの人生に安心を」
そんな思いを込めて、日々ブログを更新中。