「相談」と聞くと、専門家に答えを教えてもらうもの。
そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。
でも、FPとして日々お話を聞いていると、
だんだん、そうでもないな…と思うようになりました。
もちろん、知らないことを答えるというタイプの相談もあります。
制度のこと。
税金のこと。
手続きのこと。
そういう時は「知識」を受け取りに来ている感じ。
一方で
「保険、どうしたらいいですか」
「老後のお金、足りますか」
「運用、したほうがいいですか」
こういうご相談は、少し様子が違います。
話を聞いていくと、多くの方が、すでに”答えのようなもの”を持っている。
でも、まだ言葉になっていないだけ。霧の中にあるような感じです。
「何となくそう思っていたんですけど、そういうことなんですね」
この言葉、相談の中でよく聞きます。
その人の中にあったものが、形になった瞬間です。
私自身も、自分のお金のことで迷うことがあります。
そんなときは、頭の中に「もう一人の私(仮想FP)を呼び出して、お客様に質問しているときと同じように、自分にも問いかけてみる。
「それ、本当にやりたいこと?」
「今の自分にとって必要なのは、どっち?」
問いかけを重ねていくうちに
「あ、答えはもうあったんだ」と気づくことがあります。
外から答えを持ってくるより、
自分の中から見つけた答えの方が、腑に落ちる。
そして、腑に落ちたことは、
ちゃんと行動につながる。
お金の相談は、
人生の相談でもあります。
答えをもらう場というより
自分の中にあるものを、言葉にしていく時間。
もし今、何かぐるぐる考えていることがあれば、
その霧を、少し一緒にほどいてみませんか。
1970年生まれ。神奈川県川崎市在住。
「お金に向きあうことで、これからの人生に安心を」
そんな思いを込めて、日々ブログを更新中。




